1月30日 ゲスト:小室等さん、こむろゆいさん
◆テーマ:『音楽活動50周年!酸いも甘いも知り尽くした小室等が語る
“とっておきの話”と愛娘ゆいさんと新ユニット
『Lagniappe
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ゲストは
番組史上初の親子ゲスト
小室等さん、
こむろゆいさん父娘。
新ユニット“Lagniappe
詩に対する想いなどを伺いました。
また、弘兼憲史さんへの質問を
あらためて広く募集することになりました。
弘兼さんの制作スタイルとは・・・?
(弘兼さんの回答はこちら)
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■父娘で新ユニット“Lagniappe”結成
小室等さんは、1960年に17才で音楽活動を始め
今年2010年で50周年を迎えられます。
こむろゆいさんは、1996年、NHK『みんなのうた』で
『ひとつのドア』が放映されたのを機にCDデビュー。
2001年にファーストマキシアルバム『私も火星に行くんだ!!』を発売。
70年代フォークのトリビュートアルバム『フォーエバーヤング』に
『夏が終る』で参加されます。
現在は、ソロライブ活動のほか
父親の小室等さんとの親子デュオ“Lagniappe
“六文銭09”のヴォーカルとして活動されています。
ちなみに、ゆいさんの“ゆい”は、
70年代前半に吉田拓郎さんが中心となって設立された
音楽プロダクション『ユイ音楽工房』の社名の由来になりました。
■Lagniappeの由来
小室等さん、こむろゆいさんのユニット“Lagniappe”は
詩人アーサー・ビナードのエッセイに登場する
“Lagniappe”に由来。
また、ニューオリンズの方言で
“おまけ”“お駄賃・ご褒美”“賞品・景品”
などの意味があるそうです。
■CDジャケットは、こだわりの“LP調”
Lagniappeのアルバム『ここ』のジャケットは
プロデューサーのお一人・谷川賢作さんの強いこだわりもあり
昔ながらのLPのジャケットを思い起こさせるデザインに。
弘兼 「僕ら世代には嬉しいですね」
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■“Lagniappe”オリジナル・アルバム『ここ』
“Lagniappe”のオリジナル・アルバム『ここ』では
石川啄木や中原中也などの詩人による
詩に、“曲”がつけられました。
弘兼 「僕らから見たら『どうやってこの(詩の)上に曲をのせるんだろう??』
という、その作業は大変でしょうね」
小室 等 「なるべく、そこには深入りしない方がいいんじゃないかな、
と思いつつ、先人の言葉は
いわゆる“作詞”とはちがう角度から
言葉が生まれ出ているようですよね」
(画像クリックで拡大)
詩人の皆さんの詩は
いわゆる“歌”のための作詞とは異なるため
(“恐れ多い”気持ちを抱きつつも)
“新鮮味”を感じながらの制作だったようです。
こむろゆい 「“歌を歌う”ということでは
出会ったことのない言葉たちばかりなので
私の中の、私も知らないものを
引き出してくれているような感覚で
いつも歌っています」
小室 等 「日常の言葉はどんどん変わってきて
テレビなどで誘導されて
本当は使ってなかったかもしれない“言い回し”を
してしまうことがありますけど
メディアとは違う、日本語があった…
かつてこんなふうにあったのではないか…
という詩が、詩人の中にありますよね」
弘兼 「こんな言い方をしてたんだな、と
勉強することがありますよね」
放送では
『雨のポカラ』(作詞:谷川俊太郎 作曲:小室等)
『ここ~プロローグ』(作詞:谷川俊太郎 作曲:谷川賢作)
『飛行機』(作詞:石川啄木 作曲:不破大輔)
をお聴きいただきました。
◆Lagniappe ライブスケジュール
■2月3日(水) in F(大泉学園)
■3月4日(木) JIROKICHI(高円寺)
■3月28日(日)山野楽器新浦安店
詳しくは coco-luck music ココらく ミュージックへお問い合わせください。
03 - 3475 - 1693
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■子育てのモットー
メール・FAXのテーマは『子育てのモットー』。
放送でご紹介した中から一部を抜粋します。
・“親父の威厳”
親父が白いものを「黒」と言ったら
家族も「黒」というくらいの絶対的存在感が必要
小室 等 「(威厳を出すのは)無理ですね」
こむろゆい 「“黒”って言われても
“白”だったら『白だよ』って教えてあげます」
弘兼 「うちもそうですね。“白”って言われたら
『あ、ホントだ!』って(笑)」
・“ウソはつかない”
弘兼 「僕は『最近太った?」って言って地雷を踏みますね」
「よく“丸顔”って言われますけど、言われるとムカっときますか?」
石川 「もう、あきらめました。
どこからどう見ても“ボール顔”なので・・・」
弘兼 「はい・・・!?『ええ』って、納得しちゃいけない」
石川 「『そんなことないですよ』とか(言うものでは)
いいんですよ、本当なので」
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■『午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本』
「昔の映画って、人生を学ばせてくれるんです。(弘兼)
2月6日から1年間にわたって
全国の東宝系25の劇場で
1950~70年を中心とした
外国の傑作娯楽映画50本を連続上映する
『午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本』が
開催され、
弘兼憲史さんは『特別選定委員』を務めています。
弘兼 「僕のオススメは『バベットの晩餐会』
すごくいいですから、ぜひ観ていただきたいですね」
上映作品・スケジュールなど詳しくは
こちらをごらんください。
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■お送りした曲目
◇アンフォゲッタブル / ナット・キング・コール、ナタリー・コール
(弘兼セレクション)
◇ゲンシバクダンの歌 / 六文銭’09
(09年4月22日リリース『おとのば』に収録)
◇死ぬほど愛して / アリダ・ケッリ
(リスナーの ミチコさんが初めて買ったLPの一曲)
(1959年 イタリア映画『刑事』の主題歌)
◇イルカに乗った少年 / ソフィア・ローレン
(弘兼セレクション)
◇雨のポカラ / Lagniappe
(谷川俊太郎さん作詞/『ここ』より)
◇ここ~プロローグ / Lagniappe
(谷川俊太郎さん作詞/『ここ』より)
◇飛行機 / Lagniappe
(石川啄木作詞/『ここ』より)
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小室等さん、こむろゆいさんの名言・好きな言葉はこちらをご覧ください。