12月26日 弘兼憲史 放送後記
◆ゲスト:服部克久さんの回◆
きょう、服部先生にお会いして わかったことは・・・
“もしかしたら、俺に似てるかもしれない”…(笑)
性格もそうなんですが、周りへ気配りされるところとか
生き方、仕事の受け方――というのは
お話してると、共通点がたくさんあるんです。
スタジオの外にいらっしゃったお嬢さんが
「お父さんと、本当によく似てる」とおっしゃっていたみたいなんで
もしかしたら“性格が似てるのかな”と思いました。
あんな大先生なのに、気さくに話していただいて
非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。
■2009年の「ドコモ団塊倶楽部」を振り返って
今回で89回目と…もう、そんなになったのか――という気がしますけど
(4月から週一回の放送になって)
自分がパーソナリティーの役目をするようになって
「ますます責任重大だな」と思ってます。
ただ、ゲスト中心の番組なので
「あんまり自分が喋り過ぎてはいけないな」と思いつつ
ついつい喋ってしまう反省点があります(苦笑)
この仕事は、普段では会えない人たちとお会いできて
2時間もお話しができる、っていうのは
自分も楽しみにしている仕事なので
長く続けていきたいな、と思っています。
■弘兼語録
◆自分の作品で涙…
(以前、ご自身が編曲された曲を聴いて
「いい曲だ」と思うことがあるという服部克久さんに対して)
僕、自分で描いた漫画で時々、泣いてますもん。
「泣けるなぁ」と思いながら・・・。
◆服部克久さんの好きな言葉「それで どうした!!」をうけて
人生「3つの言葉」でくくれる――と
エッセイ本などによく書いてるんですけど
「まぁ、いいか」「それがどうした」「人それぞれ」
という考えを持っててるんです。
そう思えば、すべての困難が乗り切れるんですよね。
■弘兼セレクション
◇アイルランドの子守唄 / ビング・クロスビー
“クリスマス”といえば
ビング・クロスビーの『ホワイト・クリスマス』なんですけど
おそらく、昨日もおとといもいろんなところでかかっているので
ちょっとひねって・・・『我が道を往く』という
アカデミー賞7部門をとっている映画の中で
『アイルランドの子守唄』という歌があるんです。
ものすごく泣けるシーンですよね。
◇I WANT YOU,I NEED YOU,I LOVE YOU / エルヴィス・プレスリー
ウエスタンっぽい、エルヴィス・プレスリーの曲を選びました。
プレスリーというのは日本でいえば“最高の演歌歌手”
“美空ひばりさん”というような存在なんですね。
ロックとか、バラードとか歌っていますけど
元々はウエスタンっぽいものを歌っていまして
初期の頃に、僕の好きな曲があるんです。