8月15日 弘兼憲史 放送後記
きょうはたいへん楽しい2時間で
僕はクラシックは嫌いではないんですが
ああいうクラシック作曲家の相関関係とかクセとか人となりとか
話慣れていらっしゃるのかもしれないですけど
面白く語っていただきました。
一番驚いたのは少女漫画について非常に詳しいこと。
僕ら業界人は、案外、自分の業界の情報を知らないんですが
青島さんの情報量たるや、すごいもんで
きょうはだいぶ勉強させていただきました。
次は『漫画』のことだけに絞ってやってみたいとも思いました。
■弘兼セレクション
ワルツ2 / ロイヤル・コンサートゲボウ・オーケストラ
弘兼「サラリーマン時代、
朝、ショスタコビッチの曲で気合を入れていたんです。
ショスタコビッチというと『交響曲5番』ですが、
きょうは『ワルツ2』を。
映画『アイズ ワイド シャット』で使われて
初めて知って“いい曲だな”と聴き始めたんです」
序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 作品28 / サン・サーンス
弘兼「サン・サーンスの曲で
『序奏とロンド・カプリチオーソ』を選びました。
一番好きなのはジャック・ティボー(1880年生まれ)で、
“パリでの演奏をBBCが放送したものをエアチェックした人が
78回転のレコードにして、それがCD化された”んです」