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ちょっと足をのばして 【2014年3月15日】
■SBC 信越放送から
『一足早く』
北陸新幹線 開業まで
あと1年というところまできました。
新しく登場する飯山駅の工事も
着々と進んでいます。
観光案内所の前にある看板も!
あと1年をアピール。
地元の方も心待ちにしていることがわかります。
今ある、飯山駅にはなんと!
“寺の町”飯山を象徴するあるものが・・。
それが!こちらの「七福の鐘」。
自由につくことができます。
ところが「七福の鐘」は新しい駅との統合の為、
移動させることが決まっています。
飯山商議所によると七福の鐘は
旧国鉄時代の1985(昭和60)年
「一駅一名物」構想の一つとして、
「寺のまちにふさわしいものを」と、
当時の飯山市商工会(現飯山商議所)が設置。
名称は公募で決めたそうです。
高さ5メートルの鐘楼に
直径64センチの鐘がつるされており、
一度訪れると願いが一つかなうとされる。
駅の統合後、鐘をどこに移動させるかは未定です。
設置当初は朝夕に駅員が
安全運転を願って鐘を鳴らしていました。
清水保彦駅長(58)によると、
今も列車を待つ間に
鐘をつく旅行者がいるとのこと。
移動する前に!
ホームでつく鐘を是非!楽しんでみてください。
そして、私は・・・。
3月15日のダイヤ改正で
東京~長野間を走るE7系に
一足早く乗ってみました。
新幹線ファーストクラスといわれる
グランクラスに!
と言いたいところですが、一般席に。
とはいえ、東京駅にとまるE7系新幹線には
すごい人だかり。人気の高さにびっくりです。
来年の開業後は、このE7系が飯山駅にも。
その時こそはグランクラスに乗りたいと
せつに願います。
(SBCラジオ パーソナリティー 竹井純子)
■YBS 山梨放送から
『少しずつ春の足音 山梨にも』
2月14日夜から15日まで降り続いた雪で、
山梨県は120年の観測史上最大の積雪。
1枚目の雪の写真は15日の朝の甲府駅周辺、
舞鶴城公園の様子です。
真っ白な世界。
山梨県内にも大きな被害をもたらし、
今なお雪崩や、果樹園への
大きな被害などが続いています。
そんな中でも、3月12日水曜日には
今年最高気温となる
甲府で18.6度を記録し、
少しずつ春の足音が山梨にもやってきています。
写真2枚目の通り、
北側や日影に若干雪が残っていますが、
甲府市内周辺は雪がほとんどなくなり、
安心して足を延ばしていただけますよ!!
写真に写る 舞鶴城公園からほど近く、
甲府駅北口から徒歩3分という好立地にある
「甲州夢小路」は、
ワインや和菓子など山梨のグルメや
地場産業のショップなどが軒を連ねる商業施設。
レトロな雰囲気の街並みと「時の鐘」と呼ばれる、
140年以上の時を経て、
平成25(2013)年に、
甲州夢小路に新造された鐘など、
見どころがたくさん。
是非少しずつ春の足音が聞こえ始めた山梨へ
出掛けてみてくださいね。
(山梨放送 スコーパーキャスター 加藤明子)
■BSN 新潟放送から
『新潟の仏壇』
※1マスあける・・・・本文・・・
日本には15か所の
伝統仏壇産地がありますが、
新潟県内には、このうち
「白根仏壇」「三条仏壇」「長岡仏壇」と
3つもの産地指定があります。
なかでも白根地区は、
国道8号線沿いに、多くのお仏壇屋さんがあり、
車を走らせていると、
仏壇の産地なんだな~と実感できます。
因みに、白根仏壇の特徴(見分け方)は、
屋根の部分が3段で
一番上の部分が反りあがっている所です。
白根仏壇の歴史は、
江戸時代中期に宮大工の長井林右エ門が
京都から仏壇製造技術を導入したのが
始まりですが、
洪水の多い地域であったこと、
親鸞聖人や日蓮聖人の
ゆかりの地であったことから、
厚い信仰心が育まれたと言われています。
私がお邪魔した「吉運堂」さんでは
若い職人さんの育成も進められていると言うことで
木地、塗り、沈金、、、
それぞれの工程を20代~30代の方が
手がけていていらっしゃいました。
集中の空間の中にも活気が満ち溢れていて、
後継者不足を心配する産地が多い中、
とても頼もしい現場でした。
現在、吉運堂さんの30代の若手職人さんが手がけ
日本伝統工芸士会会長賞を受賞したお仏壇が
特別展示されています。
こちら、漆磨き仕上げの仏壇で、
扉の内戸に沈金された立山連峰が
見る角度によって色合いが変わるという物なのです。
座って手を合わせる角度では白く
立ち上がると、その姿は白から水色
そして濃い青へと!
まさに、芸術作品でした。
受賞作品をはじめ、
白根の代表的なお仏壇60本が展示されている
「日本の仏壇展」は3月31日までです。
■吉雲堂のウェブサイト
(BSNラジオ 『大杉りさのRcafe』
パーソナリティー 大杉りさ)