4月20日 映画音楽特集 Part3 ~ ゲスト:襟川クロさん
◆テーマ
『これがニュースタンダード!
映画音楽大特集 Part3
With 襟川クロさん 』
この日は、おかげさまで“大ヒット”企画となった
“映画音楽特集”第3弾をお送りしました。
過去2回同様、映画パーソナリティー
襟川クロさんをゲストにお招きし、
“1980年以降の洋画”を中心としつつ
ご要望の多かった“邦画”の音楽もオンエア!
そして“実話をもとに制作された映画”から
襟川クロさん、弘兼憲史 さんのオススメ作品、
さらに、公開中~ゴールデンウィーク公開の
最新作からクロさんオススメの作品を
ご紹介しました。
メール・FAXでのリクエスト数は
過去2回の特集を超え、新記録樹立!
出演者・スタッフ一同、感激のため、
この表現 ↓ の使用をお許しください。
大ヒット御礼!!
(画像をクリックすると拡大します)
■シリーズ化された映画部門
20世紀フォックス・ファンファーレが鳴り響き・・・
続けて
『スター・ウォーズ』シリーズの
メイン・タイトル!
「スター・ウォーズ」を制作する「ルーカス・フィルム」は
去年、ウォルト・ディズニーが買収しましたが、
2015年以降、順次公開が決まった新たな3部作では、
おなじみの20世紀フォックス・ファンファーレは
聴かれないのでしょうか??
なお“1980年以降の作品”のルールに則り
80年公開のシリーズ2作目
「エピソード5/帝国の逆襲」の
サントラからおかけしました。
* * * * * * * * * *
『ビバリーヒルズ・コップ』では
それまでテレビで活躍していた
エディ・マーフィーが
スター俳優の仲間入り。
シリーズは、バディムービー・音楽がいい・
笑いあり――の同じパターンを踏襲し
観客に安心感を与える、
シリーズの見本のような作品。
しかし、エディ・マーフィーはシリーズの
ヒットとともに、出演料が高騰。
襟川 「アカデミー賞にはノミネートされなくても、
“人気があるから稼げる”ということになると
簡単には映画に出られなくなる――
その“可哀想さ”もありますね」
弘兼 「向こうのスターのギャラってケタ違いですよね」
* * * * * * * * * *
襟川クロさんが“マルチーズ”を飼うきっかけとなったのが
『ネバー・エンディング・ストーリー』。
原作
『はてしない物語』の作者ミヒャエル・エンデは
映画化のオファーに対し当初は、
「監督 黒澤明/撮影場所 ヨーロッパ/出演俳優 ドイツ人限定」
という条件を出したそうです。
襟川 「黒澤さんが撮ってたら
リマールの曲は使わなかったでしょうね」
クロさんは空を飛ぶ
ファルコンにハマって
“顔がファルコン”(※)のある動物を飼うことに・・・
襟川 「それ以来、マルチーズ飼ってるんですよ」
弘兼 「“ハマるチーズ”ですね」
※本来は反対で“ファルコンの顔がマルチーズ”ですね。
※ツイッターコーナーでの『弘兼憲史 今週のひと言』は
「襟川ファルコンに ハマルチーズ」でした。
※「ドコモ団塊倶楽部」では
番組ツイッター @joqrdankai のフォローをお待ちしています♪
■リチャード・ギア様のファッション
「音楽が世界的に大ヒットした映画部門」では
『アメリカン・ジゴロ』の主題歌
ブロンディの
「コール・ミー」をおかけしました。
(公開年の1980年の全米・全英ヒットNo.1)
主演の
リチャード・ギア“様”は
襟川クロさんが
「様」をつける三人(くらい)のうちの一人。
“ジゴロ”の役を演じるにあたり、
ジョルジオ・アルマーニに衣装を依頼。
「あまりにも似合って」
リチャード様、アルマーニはともに大喜び
♪
作品も曲も大ヒットして万々歳!
リチャード・ギアとアルマーニの関係は
その後も続きました。
襟川 「プライベートの服も
電話一本でお届けにあがるというアルマーニ!」
この話題では、作品ではなく、
リチャード・ギアの人柄もわかる
ファッションのエピソードへ・・・
襟川 「カッコいい時はいいんですが
普段は気が緩んでるというか・・・
アルマーニのトレーナーとか
20年くらい着てる。
でも、頂いたものは大事にする――
ボロボロになるまで着る、ということです」
唐橋 「似合っちゃうんでしょうね」
■いつでも・どこでも・誰とでも?? 恋をしたい!
人形が動いて、感情を持つ・・・
『マネキン』は
『テッド』の元祖!
ロマンティック&キュートな
『マネキン』を未観賞の
弘兼さんに作品の魅力を説く
クロさん。
話は次第にご自身の願望へ・・・
襟川 「カッコイイ男性のマネキンが
私に恋しないかしら?」
弘兼 「怖くないですか??」
襟川 「“疑似体験”が映画の醍醐味なんですから!」
■実話をもとに制作された オススメ映画
◆『フラガール』(襟川クロ)
今回の特集第3弾から
邦画も取り上げました。
襟川クロさんが
“実話から生まれた映画”で
オススメする映画は
「第30回 日本アカデミー賞最優秀作品賞」受賞作品
『フラガール』(2006年公開)
「フラガール ~虹を~ - フィーチャリング・ミホ・テルヤ -」
(JAKE SHIMABUKURO)をお聴きいただきました。
襟川 「石炭産業がダメになって、
お母ちゃん、娘さんがフラガールとして
頑張って町興しをしていく・・・
こんな美しい映画があったのですよ、日本に!」
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◆『最強のふたり』(弘兼憲史)
「第36回 日本アカデミー賞最優秀外国作品賞」受賞作品
『最強のふたり』(2011年/日本公開20012年)
アース・ウインド&ファイアーの
「セプテンバー」と「ブギー・ワンダーランド」が
挿入歌として使われました。
放送でおかけしたのは 「ブギー・ワンダーランド」
弘兼 「富豪の 体に障がいのあるかたと介護人の話。
その介護人がいい味を出してるんですよ」
■ゴールデンウィーク オススメ映画
ゴールデンウィークは
襟川クロさんオススメの
映画でお楽しみください!
■『天使の分け前』(公開中/4月13日より)
タイトルの“天使の分け前”は
ウイスキーやブランデー、ワインなどが
樽の中で熟成されている間に蒸発する、その減少分のこと。
“20年もの”のように年数を重ねたウイスキーは
深みが増します(同時に“天使の分け前”も増える)。
作品は、悪さをして、社会奉仕の労働をする青年達と、
その指導をするオジサン
(ウイスキーに詳しい)の交流。
やがて“天使の分け前”をヒントに
樽を利用した小さな“悪さ”を始めて・・・
襟川 「結果的には“拍手”を送る、
非常にさわやかな
テイスティングとしては味のいい(作品)」
弘兼 「この映画観終わった後、
絶対ウイスキーを飲みたくなりますね」
襟川 「皆さんがスコッチウイスキーの
“何年モノ”を体験したくなる――
って言ってました」
■『舟を編む』(公開中/4月13日より)
原作:三浦しをん
監督:石井裕也、主演・松田龍平
新しい辞書の編さんに取り組む
編集者達の15年間の物語。
襟川 「(収録する言葉の選定で)
面白いですよ、いろいろやり取りがあって。
“こんなに楽しいんだ”って発見がありました」
■『L.A. ギャングストーリー』(5月3日公開)
1949年のロサンゼルスを舞台に
ギャングと警察官の抗争を描いた、実話をもとにした作品。
監督:ルーベン・フライシャー
出演:ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング
アル・カポネ以上の“ワル中のワル”を
ショーン・ペンが演じます。
襟川 「かなりリアルに楽しめる、
懐かしいハードボイルドワールド。
警察も、ワルよりもっと悪そうなんです」
弘兼 「これも観たいな」
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旧作で
クロさんがオススメする映画は
故クリストファー・リーヴ主演の
『ある日どこかで』
(1980年/日本公開1981年)
襟川 「私、いつも言ってますけど
今の(映画ファンの)方に
ご覧になるように言ってください」
弘兼&
唐橋 「観ました!」
クリストファー・リーヴといえば
1978年の
『スーパーマン』でおなじみですが、
この夏、ヒーローの誕生秘話が明かされる
新作
『マン・オブ・スティール』の公開を控えています。
■『マン・オブ・スティール』(8月30日公開)
原案・制作:クリストファー・ノーラン
監督:ザック・スナイダー
出演:ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス
ラッセル・クロウ、
ケビン・コスナー(養父ジョナサン・ケント役)
襟川 「苦悩…涙が出るんじゃないか…
心臓にズシっとくるんじゃないか…
力があるばかりに恋もちゃんとできず、
あぁ、どうするんだろう?!」
■お送りした曲目
◆愛は吐息のように / ベルリン
『トップガン』より
◆20世紀フォックス・ファンファーレ
◆メイン・タイトル
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』より
◆アイ・オブ・ザ・タイガー / サバイバー
『ロッキー3』より
◆ヒート・イズ・オン / グレン・フライ
『ビバリーヒルズ・コップ』より
◆ネバー・エンディング・ストーリー / リマール
『ネバー・エンディング・ストーリー』より
◆サークル・オブ・ライフ / カーメン・トゥイリー
『ライオン・キング』より
◆ホール・ニュー・ワールド / ピーボ・ブライソン&レジーナ・ベル
『アラジン』より
◆ユニバーサル・スタジオ・テーマソング
◆コール・ミー / ブロンディ
『アメリカン・ジゴロ』より
◆愛は止まらない / スターシップ
『マネキン』より
◆エンドレス・ラブ / ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー
『エンドレス・ラブ』より
◆愛と青春の旅だち / ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ
『愛と青春の旅だち』より
◆マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン / セリーヌ・ディオン
『タイタニック』より
◆コロンビア映画(イントロ)
◆瞳をとじて / 平井堅
『世界の中心で、愛をさけぶ』より
◆セーラー服と機関銃 / 薬師丸ひろ子
『セーラー服と機関銃』より
◆希望を胸に
『ALWAYS 三丁目の夕日』より
◆鳥の人
『風の谷のナウシカ』より
◆Summer
『菊次郎の夏』より
◆もののけ姫 / 米良義一
『もののけ姫』より
◆おくりびと ~memory~ / AI
『おくりびと』より
◆RHYTHM AND POLICE
『踊る大捜査線』より
◆フラガール ~虹を~ - フィーチャリング・ミホ・テルヤ - / JAKE SHIMABUKURO
『フラガール』より
(襟川クロさんのオススメ作品)
◆ブギー・ワンダーランド / アース・ウインド&ファイアー
『最強のふたり』より
(弘兼憲史さんのオススメ作品)
◆夢をかなえてドラえもん / mao (コーラス)ひまわりキッズ
『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』より
(襟川クロさんのリクエスト)
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襟川クロさんの名言・好きな言葉(PC版)はこちらをご覧ください。
過去の映画音楽特集の模様もご覧いただけます。
■
2012年12月15日「映画音楽特集 第1弾」
■
2012年12月15日 「襟川クロさんの好きな言葉」(イラスト付き)
■
2013年02月23日「映画音楽特集 第2弾」
■
2013年02月23日 「襟川クロさんのアカデミー賞予想」(イラスト付き)
◇
過去の放送レポート バックナンバー(PC版)はこちら
2013年04月20日