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4月20日 映画音楽特集 Part3 ~ ゲスト:襟川クロさん

テーマ
  『これがニュースタンダード!
   映画音楽大特集 Part3
         With 襟川クロさん   

 
この日は、おかげさまで“大ヒット”企画となった
“映画音楽特集”第3弾をお送りしました。
 
過去2回同様、映画パーソナリティー
襟川クロさんをゲストにお招きし、
“1980年以降の洋画”を中心としつつ
ご要望の多かった“邦画”の音楽もオンエア!
 
そして“実話をもとに制作された映画”から
襟川クロさん、弘兼憲史 さんのオススメ作品、
さらに、公開中~ゴールデンウィーク公開の
最新作からクロさんオススメの作品を
ご紹介しました。
 
  メール・FAXでのリクエスト数は
  過去2回の特集を超え、新記録樹立!
 
  出演者・スタッフ一同、感激のため、
  この表現 ↓ の使用をお許しください。
 
 大ヒット御礼!!
 
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(画像をクリックすると拡大します)



シリーズ化された映画部門
 
 20世紀フォックス・ファンファーレが鳴り響き・・・
 続けて『スター・ウォーズ』シリーズのメイン・タイトル
 
 「スター・ウォーズ」を制作する「ルーカス・フィルム」は
 去年、ウォルト・ディズニーが買収しましたが、
 2015年以降、順次公開が決まった新たな3部作では、
 おなじみの20世紀フォックス・ファンファーレは
 聴かれないのでしょうか??
 
 なお“1980年以降の作品”のルールに則り
 80年公開のシリーズ2作目「エピソード5/帝国の逆襲」
 サントラからおかけしました。
 
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 『ビバリーヒルズ・コップ』では
 それまでテレビで活躍していたエディ・マーフィー
 スター俳優の仲間入り。
 
 シリーズは、バディムービー・音楽がいい・
 笑いあり――の同じパターンを踏襲し
 観客に安心感を与える、
 シリーズの見本のような作品。
 
 しかし、エディ・マーフィーはシリーズの
 ヒットとともに、出演料が高騰。
 
襟川 「アカデミー賞にはノミネートされなくても、
     “人気があるから稼げる”ということになると
     簡単には映画に出られなくなる――
     その“可哀想さ”もありますね」

 
弘兼 「向こうのスターのギャラってケタ違いですよね」
 
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 襟川クロさんが“マルチーズ”を飼うきっかけとなったのが
 『ネバー・エンディング・ストーリー』
 
 原作『はてしない物語』の作者ミヒャエル・エンデは
 映画化のオファーに対し当初は、
 「監督 黒澤明/撮影場所 ヨーロッパ/出演俳優 ドイツ人限定」
 という条件を出したそうです。
 
襟川 「黒澤さんが撮ってたら
     リマールの曲は使わなかったでしょうね」

 
 クロさんは空を飛ぶファルコンにハマって
 “顔がファルコン”(※)のある動物を飼うことに・・・
 
襟川 「それ以来、マルチーズ飼ってるんですよ」
 
弘兼 「“ハマるチーズ”ですね」
 
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  本来は反対で“ファルコンの顔がマルチーズ”ですね。
  ※ツイッターコーナーでの『弘兼憲史 今週のひと言』は
   「襟川ファルコンに ハマルチーズ」でした。
  ※「ドコモ団塊倶楽部」では
   番組ツイッター @joqrdankai のフォローをお待ちしています♪

 



リチャード・ギア様のファッション
 
 「音楽が世界的に大ヒットした映画部門」では
 『アメリカン・ジゴロ』の主題歌
 ブロンディの「コール・ミー」をおかけしました。
 (公開年の1980年の全米・全英ヒットNo.1)
 
 主演のリチャード・ギア“様”襟川クロさんが
 「様」をつける三人(くらい)のうちの一人。
 
 “ジゴロ”の役を演じるにあたり、
 ジョルジオ・アルマーニに衣装を依頼。
 
 「あまりにも似合って」
 リチャード様、アルマーニはともに大喜び
 作品も曲も大ヒットして万々歳!
 リチャード・ギアとアルマーニの関係は
 その後も続きました。
 
襟川 「プライベートの服も
     電話一本でお届けにあがるというアルマーニ!」

 
 この話題では、作品ではなく、
 リチャード・ギアの人柄もわかる
 ファッションのエピソードへ・・・
 
襟川 「カッコいい時はいいんですが
     普段は気が緩んでるというか・・・
     アルマーニのトレーナーとか
     20年くらい着てる。
     でも、頂いたものは大事にする――
     ボロボロになるまで着る、ということです」

 
唐橋 「似合っちゃうんでしょうね」
 
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いつでも・どこでも・誰とでも?? 恋をしたい!
 
 人形が動いて、感情を持つ・・・
 『マネキン』『テッド』の元祖!
 
 ロマンティック&キュートな『マネキン』を未観賞の
 弘兼さんに作品の魅力を説くクロさん。
 話は次第にご自身の願望へ・・・
 
襟川 「カッコイイ男性のマネキンが
     私に恋しないかしら?」

 
弘兼 「怖くないですか??」
 
襟川 「“疑似体験”が映画の醍醐味なんですから!」
 
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実話をもとに制作された オススメ映画
 
 ◆『フラガール』(襟川クロ)
 
 今回の特集第3弾から邦画も取り上げました。
 襟川クロさんが“実話から生まれた映画”
 オススメする映画は
 「第30回 日本アカデミー賞最優秀作品賞」受賞作品
 『フラガール』(2006年公開)
 
 「フラガール ~虹を~ - フィーチャリング・ミホ・テルヤ -」
 (JAKE SHIMABUKURO)をお聴きいただきました。

襟川 「石炭産業がダメになって、
     お母ちゃん、娘さんがフラガールとして
     頑張って町興しをしていく・・・
     こんな美しい映画があったのですよ、日本に!」


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 ◆『最強のふたり』(弘兼憲史)
 
 「第36回 日本アカデミー賞最優秀外国作品賞」受賞作品
 『最強のふたり』(2011年/日本公開20012年)
 
 アース・ウインド&ファイアーの
 「セプテンバー」と「ブギー・ワンダーランド」が
 挿入歌として使われました。
 
 放送でおかけしたのは 「ブギー・ワンダーランド」
 
弘兼 「富豪の 体に障がいのあるかたと介護人の話。
     その介護人がいい味を出してるんですよ」

 



ゴールデンウィーク オススメ映画
 
 ゴールデンウィークは襟川クロさんオススメの
 映画でお楽しみください!
 
『天使の分け前』(公開中/4月13日より)
 
 タイトルの“天使の分け前”は
 ウイスキーやブランデー、ワインなどが
 樽の中で熟成されている間に蒸発する、その減少分のこと。
 “20年もの”のように年数を重ねたウイスキーは
 深みが増します(同時に“天使の分け前”も増える)。
 
 作品は、悪さをして、社会奉仕の労働をする青年達と、
 その指導をするオジサン(ウイスキーに詳しい)の交流。
 
   やがて“天使の分け前”をヒントに
   樽を利用した小さな“悪さ”を始めて・・・
 
襟川 「結果的には“拍手”を送る、
     非常にさわやかな
     テイスティングとしては味のいい
(作品)

 
弘兼 「この映画観終わった後、
     絶対ウイスキーを飲みたくなりますね」

 
襟川 「皆さんがスコッチウイスキーの
     “何年モノ”を体験したくなる――
     って言ってました」

 
『舟を編む』(公開中/4月13日より)
 
 原作:三浦しをん
 監督:石井裕也、主演・松田龍平
 
 新しい辞書の編さんに取り組む
 編集者達の15年間の物語。
 
襟川 「(収録する言葉の選定で)
     面白いですよ、いろいろやり取りがあって。
     “こんなに楽しいんだ”って発見がありました」

 
『L.A. ギャングストーリー』(5月3日公開)
 
 1949年のロサンゼルスを舞台に
 ギャングと警察官の抗争を描いた、実話をもとにした作品。
 
 監督:ルーベン・フライシャー
 出演:ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング
 
 アル・カポネ以上の“ワル中のワル”を
 ショーン・ペンが演じます。
 
襟川 「かなりリアルに楽しめる、
     懐かしいハードボイルドワールド。
     警察も、ワルよりもっと悪そうなんです」

 
弘兼 「これも観たいな」
 
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 旧作でクロさんがオススメする映画は
 故クリストファー・リーヴ主演の『ある日どこかで』
 (1980年/日本公開1981年)
 
襟川 「私、いつも言ってますけど
     今の
(映画ファンの)方に
     ご覧になるように言ってください」

 
弘兼唐橋 「観ました!」
 
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 クリストファー・リーヴといえば
 1978年の『スーパーマン』でおなじみですが、
 この夏、ヒーローの誕生秘話が明かされる
 新作『マン・オブ・スティール』の公開を控えています。
 
『マン・オブ・スティール』(8月30日公開)
  
 原案・制作:クリストファー・ノーラン
 監督:ザック・スナイダー
 出演:ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス
    ラッセル・クロウ、
    ケビン・コスナー(養父ジョナサン・ケント役)
 
襟川 「苦悩…涙が出るんじゃないか…
     心臓にズシっとくるんじゃないか…
     力があるばかりに恋もちゃんとできず、
       あぁ、どうするんだろう?!」
 


お送りした曲目
 
愛は吐息のように / ベルリン
 『トップガン』より
20世紀フォックス・ファンファーレ
 
メイン・タイトル
 『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』より
アイ・オブ・ザ・タイガー / サバイバー
 『ロッキー3』より
ヒート・イズ・オン / グレン・フライ
 『ビバリーヒルズ・コップ』より
ネバー・エンディング・ストーリー / リマール
 『ネバー・エンディング・ストーリー』より
サークル・オブ・ライフ / カーメン・トゥイリー
 『ライオン・キング』より
ホール・ニュー・ワールド / ピーボ・ブライソン&レジーナ・ベル
 『アラジン』より
ユニバーサル・スタジオ・テーマソング
 
コール・ミー / ブロンディ
 『アメリカン・ジゴロ』より
愛は止まらない / スターシップ
 『マネキン』より
エンドレス・ラブ / ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー
 『エンドレス・ラブ』より
愛と青春の旅だち / ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ
 『愛と青春の旅だち』より
マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン / セリーヌ・ディオン
 『タイタニック』より
コロンビア映画(イントロ)
 
瞳をとじて / 平井堅
 『世界の中心で、愛をさけぶ』より
セーラー服と機関銃 / 薬師丸ひろ子
 『セーラー服と機関銃』より
希望を胸に
 『ALWAYS 三丁目の夕日』より
鳥の人
 『風の谷のナウシカ』より
Summer
 『菊次郎の夏』より
もののけ姫 / 米良義一
 『もののけ姫』より
おくりびと ~memory~ / AI
 『おくりびと』より
RHYTHM AND POLICE
 『踊る大捜査線』より
フラガール ~虹を~ - フィーチャリング・ミホ・テルヤ - / JAKE SHIMABUKURO
 『フラガール』より(襟川クロさんのオススメ作品)
ブギー・ワンダーランド / アース・ウインド&ファイアー
 『最強のふたり』より(弘兼憲史さんのオススメ作品)
夢をかなえてドラえもん / mao (コーラス)ひまわりキッズ
 『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』より(襟川クロさんのリクエスト)


襟川クロさんの名言・好きな言葉(PC版)はこちらをご覧ください。
 
 過去の映画音楽特集の模様もご覧いただけます。
 ■2012年12月15日「映画音楽特集 第1弾」
 ■2012年12月15日 「襟川クロさんの好きな言葉」(イラスト付き)
 ■2013年02月23日「映画音楽特集 第2弾」
 ■2013年02月23日 「襟川クロさんのアカデミー賞予想」(イラスト付き)
 
過去の放送レポート バックナンバー(PC版)はこちら

2013年04月20日