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2月23日 映画音楽特集 Part2 ~ ゲスト:襟川クロさん

テーマ
  『これがニュースタンダード!
   映画音楽大特集 Part2
         With 襟川クロ   

 
前回大好評、12月の特集第1弾に続き
この日は映画音楽特集 Part2をお送りしました。
 
映画パーソナリティーの襟川クロさんに再登場していただき、
前回同様“1980年以降の洋画”を特集。
 
シネマミュージック ニュースタンダードと呼ぶに
ふさわしい名曲を堪能しながら、
満開の花が咲く襟川クロさんと
“映画大好き”弘兼憲史さんとの映画談議。
 
さらに、第85回 アカデミー賞直前の受賞予想、
襟川クロさんオススメ最新話題作の見どころ――と、
映画の魅力を味わいつくす2時間となりました。
 
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(画像をクリックすると拡大します)
 
また中継コーナー「団塊スマートライフ」では
惜しまれながら来月で閉館となる銀座の名画座
『銀座シネパトス』から
最終上映作品『インターミッション』公開初日の模様を
お伝えしました。



ラブロマンス部門
 
 ラブロマンス部門でおかけした曲
 
 ●『ストリート・オブ・ファイヤー』より
  今夜は青春(Tonight Is What It Means to Be Young)
  (ファイヤー・インク)
 
 ●『ノッティングヒルの恋人』より
  She(エルビス・コステロ)
  (1999年/ロジャー・ミッシェル監督)
 
 『ノッティングヒルの恋人』襟川クロさん曰く、
 これぞ“定番”――
 イギリスが舞台のラブストーリーはいうなれば
 “半径2m”の身近に感じる
 “リアル”なラブストーリー。
 
 「She」はシャルル・アズナヴールが作曲。
 歌うことが難しいこの曲を映画でカバーした
 エルビス・コステロは、アズナヴールや、
 ミュージシャンの父・ロス・マクマナスに
 レクチャーを受け、見事な歌唱を披露。
 
 「私も聴きたかった」というクロさんは、
 かつて人気のあった歌が
 数十年の時を経て映画で使用され、
 再び人気を呼んだことから
 「エコですよ、この歌は」と評価。
 
弘兼 「これは良かったですね!
     ラストで泣いてしまいました」

 
襟川 「これを観ないと“愛を語る資格は
     ないのではないか”と思っちゃうくらい」

 
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 ●『フラッシュ・ダンス』より
  フラッシュ・ダンス(アイリーン・キャラ)
 
襟川 「MTV全盛時代だったので、
     絵的に見せる、
     音楽と印象付ける(映画の)代表かな」

 
 ●『恋する惑星』より
  夢中人(フェイ・ウォン)
 


青春映画部門
 
 青春映画部門でおかけした曲
 
 ●『セント・エルモス・ファイアー』より
  セント・エルモス・ファイアー(ジョン・パー)
 ●『カクテル』より
  ココモ(ビーチ・ボーイズ)
 ●『初体験 リッジモント・ハイ』より
  ソー・マッチ・イン・ラヴ(ティィモシー・B.シュミット)
 
 監督は女性のエイミー・ヘッカーリング。
 
襟川 「高校生の青春の今・別れ・感動、
     青春そのものを描いているので
     24曲もロックナンバーを入れた、という
     音楽的にも魅せる・聴かせる・楽しませる(作品)

 
 ●『ラ・ブーム』より
  愛のファンダジー(チャード・サンダーソン)
 


シリーズ化された映画部門
  
 シリーズ化された映画部門でおかけした曲
 
 ●『バック・トゥ・ザ・フューチャー』より
  パワー・オブ・ラヴ(ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース)
 
襟川 「マイケル・J・フォックスの人気がここで安定して
     大人なんだか子供なんだかわからない、
     あのキャラクターがチャーミングで、
     彼にとっては思い出がある作品シリーズ」

 
 1991年にパーキンソン病と診断され
 闘病しながら演技を続けているマイケルは、
 自身の半生をもとにしたコメディードラマに出演。
 (2013年秋 全米放映予定)
 
 ●『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』より
  He's A Pirate
 
襟川 「お金が稼げる、人気スターが出る、
     次を待たされる・・・こんなヒットシリーズは
     今どき、なかなか作れるもんじゃないですよ」

  
弘兼 「ジョニー・デップはメイクして出るんですけど
     これが一番いいですね」

 
襟川 「私は昔の映画とか好きですよ
     話すと5時間半くらいかかるんですけど」

 
石川 「ジョニー・デップ、好きです私も。
     かっこいい。ワイルドだし」
 
 
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 ●『ゴーストバスターズ』より
  ゴーストバスターズ(レイ・パーカー・ジュニア)
 ●『ターミネーター』より
  ターミネーターのテーマ
 ●『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》』より
  レイダース・マーチ
 ●『007 スカイフォール』より
  スカイフォール(アデル)
 
弘兼 「『007』はいつも面白いんですけど
     これは特に面白かったですね」

 
襟川 「主題歌が昔の『007』に戻って、
     歌唱力があって、熱い歌という…
     これは取りますね、アカデミー賞」

 


襟川クロ × 弘兼憲史 珠玉の映画音楽!
 
 今回は襟川クロさん、弘兼憲史 さんが
 ミュージカル映画の中から珠玉の一曲を選曲!

襟川クロさん
 
 『マンマ・ミーア!』(2008年/フィリダ・ロイド監督)より
 「マンマ・ミーア」(メリル・ストリープ)
 
 劇中の曲はすべてABBAの曲を使用。
 
 「きょうは晴れだと読んだ」と天気を考慮した襟川クロさんが
 「気持ちよく洗濯物を干したり、外に出かけたり、
  ラジオを聴いたり」
できるようにと、前日に
 選曲作品を『レ・ミゼラブル』から変更。
 
襟川 「メリル・ストリープって
     アカデミー賞にノミネートされる
     最高の名優さんなのに、
     本当に“主婦”なんです」

 
 ※アカデミー主演女優賞を2度獲得
 
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弘兼憲史さん
 
 『ブルース・ブラザーズ』
 (1980年=1981年日本公開/ジョン・ランディス監督)より
 「シンク」(アレサ・フランクリン)
 
襟川 「60年代とか、ソウル系のサウンドが入っている
     定番のサウンド・トラックですね」

 
弘兼 「『ブルース・ブラザーズ』は
     本当に面白かったですね」

 



最多リクエスト
 
 この日の最多リクエスト総合最多リクエスト
 
 『タニタニック』
 (1997年/ジェームズ・キャメロン監督)より
  「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」(セリーヌ・ディオン) 
 
 前回12月の特集で「ラブロマンス映画部門」最多リクエストの
 「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」
 今回は総合で最多のリクエストを集めました。
 


襟川クロさんのお薦め映画
 
 『恋人たちの予感』
 
 アダルトなカップルにオススメ。
 レストランの1シーンが思い出される名作。
 
 『あの頃ペニー・レインと』
 
 「初体験 リッジモント・ハイ」の脚本を書いた
 音楽ライターとしても有名なキャメロン・クロウが監督。
 
襟川 「おしゃべりの会話のセンスが、
     やっぱりライターさんだなというくらい
     名文句がたくさんあります」

 
 『ぼくの美しい人だから』
 
 襟川クロさんが大好きだった俳優
 ジェームズ・スペイダーが27歳のエリートを、
 スーザン・サランドンが43歳の女性を演じ、
 16歳の年齢差を越える恋愛が描かれます。
 
襟川 「熟女が若い男性をグイグイ押していく
     フェロモン出しながら・・・
     段々はまっていく熟女のテクニック!」

 
弘兼 「いいですね!これは観たいです!」
 
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アカデミー賞 直前予想
 
 第85回アカデミー賞授賞式
 日本時間25日午前に行われます。
 
 作品賞にはジャンルの異なる作品9本がノミネート。
 
 大本命に『リンカーン』
 対抗馬として『アルゴ』を挙げる声が多いようです。
 
 襟川クロさんは
 審査員の平均年齢が60歳以上であることから
 予想では『リンカーン』を本命視。
 
 一方で、「学校の教科書みたいな優等生の映画が
 どこまで評価されているのか・・・」
とも指摘。
 
襟川 「とっても面白くて
     あの時代の裏話としては参考になる。
     (でも、スピルバーグが製作総指揮を務めた)
     『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とは
     別モノなので、そこはよろしく」

 
 クロさんのお好きな作品は
 ベン・アフレックが監督・主演を務める『アルゴ』。 
 
 イラン革命真っただ中のテヘランから
 アメリカ人外交官を救出することができるか?!
 
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襟川 「うまいですよね、ハラハラするところ
     うまい!って思って」

 
弘兼 「結果がわかってるのに、
     なぜあんなにドキドキするんだろう」

 
 『ジャンゴ 繋がれざる者』はこれまで数多くの
 “個性派・マニアック”と評される作品を
 世に送り出したクエンティン・タランティーノ監督が、
 エンターテインメント大作に仕上げた西部劇。
 
襟川(賞を)取ることはないけど、
     ノミネートされただけでもすごいですよ!」

 
弘兼 「観たいですね!」
 
襟川 「昔の『続・荒野の用心棒』のサウンドが流れてきたり
     往年のファンにはたまりません」

 


お送りした曲目
 
心の愛 / スティービー・ワンダー
 (映画『ウーマン・イン・レッド』より)
20世紀フォックス・ファンファーレ
 
今夜は青春(Tonight Is What It Means to Be Young) / ファイヤー・インク
 (映画『ストリート・オブ・ファイヤー』より)
She / エルビス・コステロ
 (映画『ノッティングヒルの恋人』より)
フラッシュ・ダンス / アイリーン・キャラ
 (映画『フラッシュ・ダンス』より)
夢中人 / フェイ・ウォン
 (映画『恋する惑星』より)
ユニバーサル・スタジオ・テーマソング
 
セント・エルモス・ファイアー / ジョン・パー
 (映画『セント・エルモス・ファイアー』より)
ココモ / ビーチ・ボーイズ
 (映画『カクテル』より)
ソー・マッチ・イン・ラヴ / ティモシー・B.シュミット
 (映画『初体験 リッジモント・ハイ』より)
愛のファンダジー / リチャード・サンダーソン
 (映画『ラ・ブーム』より)
美女と野獣(Beauty and the Beast) / セリーヌ・ディオン&ピーボ・ブライソン
 (映画『美女と野獣』より)
コロンビア映画(イントロ)
 
パワー・オブ・ラヴ / ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース
 (映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』より)
He's A Pirate
 (映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』より)
ゴーストバスターズ / レイ・パーカー・ジュニア
 (映画『ゴーストバスターズ』より)
メイン・タイトル(TERMINATOR 2 THEME)
 (映画『ターミネーター2』より)
レイダース・マーチ
 (映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』より)
 (現在の邦題『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》』)
スカイフォール / アデル
 (映画『007 スカイフォール』より)
マンマ・ミーア / メリル・ストリープ
 (襟川クロさんが選ぶミュージカル映画珠玉の一曲/映画『マンマ・ミーア!』より)
シンク / アレサ・フランクリン 
 (弘兼憲史さんが選ぶミュージカル映画珠玉の一曲/映画『ブルース・ブラザーズ』より)
マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン / セリーヌ・ディオン
 (映画『タイタニック』より/総合最多リクエスト


前回2012年12月15日放送
  映画音楽特集 第1弾はこちらをご覧ください。
 
襟川クロさんの名言・好きな言葉(PC版)はこちらをご覧ください。
 
過去の放送レポート バックナンバー(PC版)はこちら

2013年02月23日