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1月12日 石川真紀 放送後記
◆ゲスト:篠塚建次郎さんの回◆
篠塚さんがこれまで挑んでこられた
数々の過酷なレース、
先進国から途上国にかけて
長大なコースを駆け抜ける際の思い、
そして、自然の猛威・・・
ラリードライバーというご職業そのものや、
レース中の困難、醍醐味など、
なかなかお伺いできそうにない
エピソードばかりでした。
日本人初の総合優勝を遂げた
1997年のパリ・ダカールラリーの際など、
レースには必ず、
奥さまお手製のお守りを持参し、
時折、お守りの中に忍ばせていた
奥さまとご子息のお写真を眺め、
幼い頃のご子息が
絵本を読む声の録音を耳にしながら、
走破されたと振り返る
篠塚さんの表情を拝見していて、
ご家族の絆、
お互いを尊重することの深遠さに、
思いを巡らせておりました。
一定期間、
社員ドライバーという立場を貫いてこられ、
時に、諸外国の大規模チームをも凌ぐ力を
発揮してこられた篠塚さんの足跡には、
多くの人々を励まし続ける力強さがあり、
他の方々のお膳立てを受けて、
ドライビングのみに
全力投球するというスタンスではなく、
自動車、レースに関わるあらゆることと
総合的に向き合うスタンスを選んでこられた
篠塚さんだからこそ伝えられる
メッセージの深さに、
胸を打たれます。
今日、直接伺うことの出来た、
篠塚さんの熱い想いを心に留め、
これからは、
ソーラーカーでのギネス記録への挑戦を、
応援させていただきます。
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2013年01月12日