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9月15日 石川真紀 放送後記
◆ゲスト:布施 明さんの回◆
「団塊倶楽部」へのご登場は、3年ぶり。
今回は、以前にも増して、
良い形で力の抜けた
等身大の布施さんが垣間見られる
稀有なひとときとなりました。
布施さんが
1970年前後にアメリカの音楽シーンを通じて
お感じになった感情を
番組では敢えて‘挫折’と呼ばせていただき、
そこから得られたものと帰国後の経緯を
‘再生の軌跡’と捉えてお話しいただきましたが、
布施さんの表情と言葉から
全てが貴重な糧となっていることが窺えたのは
お聞きのとおりです。
その道を真摯な姿勢で歩み、
さらなる成長を模索し続けるからこそ、
悔しさ、挫折、満ち足りない感情を
抱くのであり、
そうした素直な向上心が
人生を豊かにしてくれるのだと、
我が身を振り返りながら感じております。
尊敬できる先輩、友人、後輩には、
きっと、
芽が出るまで、輝くまでの、
相応の時間があったはずなんですよね。
年齢を重ねるごとに、
悔しい思いと
しっかり向き合える大人でありたいものです。
ニューアルバム『Way To The Mestro』の
リリースを間近に控えた布施さんが、
次にやってみたいこととして挙げられた
「ビッグバンドの演奏で歌う原点を
もう一度、味わいたい」という願い、
実現される場面を拝見したいと思います。
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2012年09月15日