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6月2日 日本の 城 特集! 藤波辰爾さん、ペリー荻野さん
◆テーマ
『 人は城 人は石垣 人は堀 城特集 』
ゲストはお城が好きなことで有名、プロレスラーの藤波辰爾さん、
コラムニスト、時代劇研究家のペリー荻野さん。
この日は日本の城 特集!
(画像をクリックすると拡大します)
■藤波辰爾さんの好きな城 ベスト3
◆彦根城(滋賀県・彦根市)
藤波 「庭と石垣が好きなんです。“落ち着く”というか」
◆姫路城(兵庫県・姫路市)
世界文化遺産・国宝の「姫路城」は現在「平成の大修理」中。
去年2011年11月には大天守最上層で
四隅の壁の中から窓のかもいと敷居が8カ所見つかりました。
藤波さんは先日、土壁や板壁を剥いだ状態の
姫路城に入るという貴重な体験をされました。
藤波 「あの窓をもう一度ふさぐのか、表に出すのか
興味があります」
◆竹田城(兵庫県・朝来市)
標高353.7mの古城山(虎臥山)の山頂に築かれた
竹田城はまさに“天空の城”――。
藤波 「石垣の素晴らしさ、これはすごいです。
霧がかかるところで、霧が引いていくと
石垣だけが浮かび上がる
“東洋のマチュピチュ”みたいな感じですね」
当時、どのようにして石を運んだのか――
想像を巡らせるスタジオの面々。
藤波 「すごい石ですから、どうやって集めたか・・・」
石川 「そうなんですよ、そこなんです」
弘兼 「クレーンがないですからね。
まず、石を運ぶ道を作らなきゃいけない」
荻野 「上物がないから、竹田城が好きなかたは
残った石垣と霧と、その上に
“自分だけのお城を想像する”のが
いいんですって」
■ペリー荻野さんの好きな城 ベスト3
◆名古屋城(愛知県・名古屋市)
愛知県出身のペリーさんにとっては
博物館でもあった名古屋城はワンダーランド。
荻野 「金の鯱鉾の鱗を、大凧にのって盗んだという
本当はそんなことないんですけど
時代劇好きとしてはワクワクします」
名古屋城の「きしめん」はペリーさんによると
名古屋でベスト3に入るそうです。
◆和歌山城(和歌山県・和歌山市)
高いところに建てられた和歌山城。
天守に登れば和歌山の町並みを見下ろすことができます。
荻野 「目の前をトンビがピューっと飛んでいくんです。
暴れん坊将軍・吉宗を含め
皆さんそこでこういう景色を見たのかと思うと
大人の気分ですね。
お殿様の目線が楽しめるのがいいな、と思って」
◆安土城(滋賀県・近江八幡市)
荻野 「西洋と東洋の文化のマッチした
城を建てた信長って・・・
跡地しかないのに、その土地に立つと
背中がゾクゾクするんですよ」
■“藤波城”費用は100億円
お城好きが高じて、自宅を“城”にしようと考えた藤波さん。
藤波 「見積もり取ったところが
とてつもなく大きな城で見積もって120億!
でもキャンペーン中で『20億おまけします』と
オチまでついたんです」
人夫は2万人、
石、材木をどこから調達するか――
用意された見積書は、数ページにも及ぶもの。
藤波 「寝室は一番見晴らしのいい
上にもっていきたいですね」
なお、いまだ築城構想は胸に抱き続けているのだそうです。
■周辺の地形・土塁に当時の様子を思い浮かべ・・・攻める!
お城見学・・・お城巡り・・・
お城好きのかた曰く「城攻め」
藤波 「城好きのかたは“城攻め”っていうんです」
石川 「石垣も好きなんですけど、土塁も好きで
土塁から歩いていくと
まさに攻めてる感覚なんです」
荻野 「まさしく!
どういう風に地形を区切っていったか
建築観点で見る人もいます」
弘兼 「建物そのものよりも
周囲の作り方・設計が興味深いですね。
城のプラモデルがありますけど
周りも全部作ってほしいですね」
荻野 「ジオラマですね」
藤波辰爾さんの前回のご出演 2011年1月8日 の放送の模様はこちら。
■お送りした曲目
◆古城 / 三橋美智也
(弘兼セレクション)
◆イルカにのった少年 / 城みちる
(弘兼セレクション)
◆青葉城恋歌 / さとう宗幸
◆「暴れん坊将軍」旧オープニング曲
◆若葉のころ / ビージーズ
(RN・おだまきさんが初めて買ったレコード)
◆白雲の城 / 氷川きよし
◇藤波辰爾さん、ペリー荻野さんの名言・好きな言葉(PC版)はこちらをご覧ください。
◇過去の放送レポート バックナンバー(PC版)はこちら
2012年06月02日