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5月26日 石川真紀 放送後記
◆昭和の文房具特集! ~ ゲスト:志村章子さん、町田 忍さんの回◆
古今東西、種類も愛好家も多いものの1つ、
文房具。
放送中、話題になったものの中に、
香りつきの消しゴムがありましたが、
オンエア後、
香りつきの鉛筆もあったことを
思い出しておりました。
主にフルーツの香りを放っていたアレが、
鉛筆の柄の表部分に
塗布されていた香りなのか、
あるいは、
削ると芳香を放つよう、
内部に練りこまれていた香りなのか、
気づいたら暫くの間、考え込んでおりましたが、
結局、思い出せません。
それから、ロケット鉛筆も好きでした。
私が使っていたのは、
黄色やピンクの蛍光色のもの。
そういえば、
ロケット鉛筆も、香りつきが流行っていたな・・・。
消しゴムや鉛筆の香り同様、
ガリ版で年賀状を刷っていた記憶も、
匂いや、質感、音とともに
刻まれています。
大人になっても、
文房具屋さんやお土産物屋さんに行くと
時間を忘れてしまうのは、
童心に帰るからなのかも。
未熟な頃に、五感を駆使して格闘し、
時に、痛い思いをしながらも
成長するのが子どもの仕事。
使いにくいことを経験しておいて、
初めて、使いやすさを実感できるならば、
ガリ版やBONナイフを知る世代の1人として、
きちんと記憶しておきたい
という思いを新たにしました。
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2012年05月26日