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5月26日 団塊スマートライフ『昭和のくらし博物館』
◆『昭和のくらし博物館』◆
この日は「昭和のくらし博物館」(東京・大田区南久が原)からの
中継リポートをお届けしました。
お話を伺ったのは
「昭和のくらし博物館」ガイドボランティアの
小倉紀子さんです。
昭和のくらし博物館は元々、一般住宅として
昭和26年に建築され
小泉家が40年以上――
小泉家三女の小倉紀子さんが
小学5年からご結婚するまで暮らしていました。
「昭和のくらし博物館」に生まれ変わったのは
13年前の1999年。
空き家状態だった自宅を
家財ごと公開する“博物館”としてオープン。
小倉 「私たちが使った家具や道具が
そのまま残っていて、
昭和のくらしが丸ごとここにある――
ということなので、壊さないで
皆さんに見ていただこうとオープンしました」
■ 間取り
◆1階…応接間 兼 書斎・茶の間・台所・座敷
◆2階…洋間(四畳半)×2
■ 氷で冷やす冷蔵庫
上の部屋に氷を入れることで
冷気が下におり、下の部屋が冷やされます。
小倉 「単純な仕組みですね」
■ 懐かしい 昭和の家財 の数々
展示されている家財の一部をご紹介。
ちゃぶ台(食事が再現されています)
パン焼き機(戦闘機の廃品で作られています)
おひつ・火鉢・黒電話・真空管ラジオ
吉井 「今のラジオの何十倍の大きさです」
小倉 「今でも聴こえます。
文化放送も入ります」
吉井 「団塊世代の皆さんの
子供の頃のくらしがありますので
ぜひ足を運んでみてください」
弘兼 「僕らの頃は応接間を入れるのが流行ってて
畳の上に絨毯を敷いて
応接間セットを入れたんです。
だから“足”の跡が畳に残ってる(笑)」
■昭和のくらし博物館
■入館料:大人 500円/小学生~高校生・友の会会員 300円
■入館料:協力会員 無料
■住所:東京都大田区南久が原2-26-19
■交通:東急池上線「久が原駅」より徒歩約8分
■交通:東急多摩川線「下丸子駅」より徒歩約8分
■電話::03-3750-1808
■(営業・開館・受付)時間: 10:00~17:00
■ウェブサイト:http://www.showanokurashi.com/
こちらに掲載の情報は放送日時点のものです。
5月26日 吉井歌奈子 放送後記
みなさん、こんにちは!
初夏を思わせる日が増えてきましたが
いかがお過ごしでしょうか。
これから迎える暑い季節を
いかに快適に過ごすかのヒントを
きょうの中継先
「昭和のくらし博物館」で学んできました。
昭和26年に建てられた民家を
そのままの形で保存した博物館は
縁側やガラス窓を通して
5月の風が吹き抜けます。
仕切りのない部屋と
大きな窓がある風通しのよい造り、
そして軒先に干された
どくだみ草(お茶にするもの)が
風に揺れる度、
日本人は
こうやってクーラーのない時代を
快適に過ごしていたんだなと思いました。
昭和の、便利ではないけれど
豊かさを感じる暮らしに思いを馳せながら、
博物館ということを忘れて
一日お茶を飲んでいたくなるようなところでした。
吉井歌奈子
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