761
4月14日 団塊スマートライフ『江戸木箸 大黒屋』
スタジオを飛び出して、
墨田区東向島――かつての「玉ノ井」を
歩きながらの放送となったこの日は
団塊スマートライフも墨田区内からの中継。
吉井歌奈子さんが訪れたのは
「江戸木箸 大黒屋」さん。
江戸木箸職人として20年のキャリアを誇る
竹田勝彦さんにお話を伺いました。
■五角・六角・七角・八角・丸型・小判型…種類豊富
竹田 「箸は基本的に親指、人差し指、中指の
3本で支えるので、
角の数が、奇数の箸が安定がいいです」
▲竹田勝彦さん(右) (画像をクリックすると拡大します)
■「六三四」
東京スカイツリーの
高さ634メートルにちなんだ箸「六三四」は
箸の頭が六角形、指があたるところが三角形、
箸先が四角形になっています。
竹田 「皆さんの手が違うように、箸もそれだけ種類があるんです。
手の形、握り、癖、持ち方が違うんで
その形から選んでいただきたいなと思いまして
だんだん、こういう形になってきたんです」
吉井 「私も、真紀さんが購入されたという
『六三四』というお箸を気に入りました」
石川 「私も10日前から使用していまして
『お箸はこれだ!』と思いますね。
使いやすいです」
▲『六三四』は吉井歌奈子さんも購入
竹田 「指が来るところが(角が)『三』で奇数なんです。
(東京スカイツリーが)『643メートル』だったら、
多分作らなかったと思います」
食べ物によって箸を使い分けることが必要
――と語る竹田さん。
箸は“自分だけの専用の道具”でありながら
自分の手に合わせて購入する考え方が
ない(少ない)と感じていたそうです。
竹田 「そこで、そういう自分の手に合わせた
箸を作りたかったんです」
▲200種類以上の箸が並ぶ店内
■これぞ職人技! 100本作っても同じ箸に
20年のキャリアを誇る竹田さんをしても
箸作りは「難しい」のだそうです。
スプーンやフォークと違い“2本一組”の箸は
その2本が“同じ”でなければいけません。
また、数多くの箸を同時進行で作る際――、
50膳の箸を作る場合、100本がどれを取っても
ほぼ同じ出来に仕上げる必要があります。
“手の感覚で作る”ことから
「寸分違わぬ同じように作らなきゃいけない」点が
難しいそうです。
■修理も可能
大黒屋で購入した江戸木箸は
たとえ折れても修理が可能。
折れた分だけ短くなりますが
同じバランスで削り直してもらうことができます。
弘兼 「『六三四』はある意味、一生使えるということですね」
■箸の購入の際には、実際に手に持ち、
自分に合うものを選びましょう!
吉井 「一本一本に匠の技が宿っている、
毎日使う自分だけのものを
見つけたくなるお店です。
皆さんも『江戸木箸』を一度手に取って
ご自身の手で確かめてください」
この日は、使いやすい納豆専用の箸を
5名の方にプレゼントいたしました。
(ご応募受け付けは終了しました)
■江戸木箸 大黒屋
■住所:東京都墨田区東向島2-3-6
■交通:東武曳舟駅より徒歩3分
■交通:京成曳舟駅より徒歩8分
■交通:東武業平橋駅より徒歩15分
■電話:03-3611-0163
■営業時間: 月~土 10:00~17:00
■定休日 ; 日、祭、第2・3土曜日、6月第3金曜日
■ウェブサイト:http://www.edokibashi.com/
こちらに掲載の情報は放送日時点のものです。
4月14日 吉井歌奈子 放送後記
みなさま、こんにちは!!
きょうは雨ニモ負ケズのお出かけ企画♪
まもなく東京の新名所となる
東京スカイツリーの周りをお散歩してきました。
わたしが中継をしたのは、江戸木箸 大黒屋さん
毎日使うお箸、
それなのに皆さん
こだわって選んでましたか!?
履きやすい靴には
たくさん試着を繰り返してきたくせに
わたしはまったくお箸選びに
慎重になったことはありませんでした。
このお店には
職人の手によって厳選された素材による
つまみやすくて握りやすさを追求した
暖かみのあるお箸が
200種類以上取り揃えてありました。
三角形から八角形までの箸に
目移り(握り移り?)しながら
わたしは自分の手にあった一品を
見つけました!!!!
それは“六三四”という箸!
上は六角形、握る部分は三角形、
箸先は四角形という
縞黒檀というこだわりの素材でできたお箸です。
持った瞬間、
運命の人に出会ったような感触でした!!
これでご飯を食べたら、
驚くほど美味しかったんです。
こんなに握っただけで幸せな気分になるものを
選べたことに幸せを感じています!
皆さんもぜひ、
毎日使うお箸にこだわってみてはいかがでしょうか?
吉井歌奈子
吉井歌奈子 オフィシャルブログ「かなぶん」へのアクセス
Twitter フォローも お願いいたします。