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2月11日 ゲスト:梓 みちよさん

テーマ 歌は時代を超えて 梓 みちよさん 
 
ゲストは今年 デビュー50周年を迎えた歌手の梓 みちよさん。
 
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デビュー翌年発表の『こんにちは赤ちゃん』――。
大ヒットと清純派スターの誕生・・・
やがて、曲と本来の自分自身との間に生じるギャップと苦悩。
そして、歌を聴いて涙を流す観客の姿に「ハッと気づかされ」…。
 
以降、長年の封印を解き、ステージでは定番曲になった
『こんにちは赤ちゃん』にまつわるエピソード――。
  
  弘兼憲史さんとも共通点を見出した
  “歌うこと”への想い――。
  
  そして、弘兼さんと意気投合した「カジメ」について――。
 
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デビュー50周年・梓みちよさんの“今”に迫った2時間となりました。



ご自身でもわからない?? 本当の自分
 
『こんにちは赤ちゃん』『二人でお酒を』は同じ歌手?!
 
  幼少の頃に、二つの曲を歌う歌手が
  同一人物だと知って驚いた――という
  リスナーの方からのメッセージをご紹介。
 
『こんにちは赤ちゃん』では“清純派”として人気を獲得した
梓みちよさんは
『メランコリー』『二人でお酒を』などで
“オトナの女性”のイメージを強く抱かれるようになりました。
 
さんご自身は
“自分に合う曲調”をどのように捉えているででしょうか?
 
『何が一番好きで、何が苦手か、わからない』
  
弘兼(デビュー直後より)後半が、
     梓さんのイメージがありますけどね」

 
『こんにちは赤ちゃん』
    あの年代でしか歌えなかった…と思いますけど
    今もキーを一切変えずに歌いますよ。
    あのときのままの声で、やさしく歌うように心がけてます」

 
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ステージでは、楽曲によって
様々“梓みちよ”を披露するそうです。
 
「コーナーごとに区切りをつけて
    ここからはいい女になろう…
    ここからはちょっと悪い女になろう…、
    普通の女になろう…と、わけて」

 
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自己満足にならない 歌、漫画
 
「ないの、ないの、聞かないで」
 
デビュー50周年の梓みちよさんに
歌手としての“今後の夢”を聞きました・・・が、
 
「今後どうする――とか、
     今後どうなるかわからないから。“今”だけ」

 
“先”を見据えることはせず
“今”を見つめるという梓みちよさん。
 
 ポップス、歌謡曲、タンゴ、シャンソン――と
 様々なジャンルの歌を披露されていますが
 梓さんの「好きなジャンル」はあるのでしょうか?
 
「ないの、ないの、お仕事で歌っているだけ。
    その代わり、歌うとき、歌に
    “思い入れ”“夢”を作っていくのが好きなだけ。
    本当に自分が(その歌を)“好き”では歌えないですよ」

 
弘兼 「そういうものなんですか?」
 
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何のために歌うのか――?
それはお客様に楽しんでいただくため。
 
 好きな歌を歌うことで
 “自己満足”になってはいけない――というさんの言葉に
 漫画家・弘兼憲史さんも共感。
 
弘兼 「漫画を描くとき、自己満足の漫画だけは描かないように、
     読者が面白がってくれるか…というところから入るんですよ。
     ある程度、読者の思う展開にして
     『やっぱりな』と(思ってもらう)計算もあります」

 
「歌でも“小難しいこと”をやりたいときはあるのね。
    だけど、やっちゃいけないんですよね。
    みんながみんな(難しい歌を)歌えるわけじゃないから」

 
弘兼 「自分が面白い漫画を描いて、
     そのままウケれば、それは天才ですけど
     ほとんどいないですから、
     ある程度、人の目を意識するというところは
     (歌も漫画も)共通なのかもしれない」

 
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お送りした曲目
 
ヘイ・ポーラ / ポールとポーラ
 (弘兼セレクション)
よろしかったら / 梓 みちよ
 (弘兼セレクション)
メランコリー / 梓みちよ
 
女達のキィ・ワード / 梓みちよ
 
虹色の湖 / 中村晃子
 (RN・埼玉のトラック野郎さんが初めて買ったレコード)
クライ・ミー・ア・リヴァー / ジュリー・ロンドン
 (梓 みちよさんが初めて買ったレコード) 
春咲小梅 / 矢野顕子
 


梓 みちよさんの名言・好きな言葉(PC版)はこちらをご覧ください。
 
過去の放送レポート バックナンバー(PC版)はこちら

 


2012年02月11日