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9月10日 石川真紀 放送後記

◆ゲスト:真鍋 真さんの回◆
 
古今東西、
研究者の方たちが細い糸を辿るようにして形作ってきた究極の結晶が、
恐竜の世界。
 
ご自身でも仰っていたように、
きっと、
前世が翼竜か鳥類だったのではないかと思うほど、
恐竜について当事者の視点で語ってくださる真鍋真さん。
目の前にいらっしゃるのに、
三畳紀、ジュラ紀、白亜紀と交信しているような、
そんな錯覚がありました。
 
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およそ1億年という悠久の時を経て、
化石という形で現代人の前に姿を現す恐竜たちは、
私たちにどんなメッセージを伝えようとしているのでしょうか。
 
そして、私たちは、
恐竜たちのように
後世へ有意義なメッセージを発信できる存在たりえるのでしょうか。
 
仮説を立てて研究を進める過程においては、
答えが出そうで、なかなか視界が晴れないことが、ほとんどだとか。
 
嗅覚と本能だけを頼りに命を繋いでいた恐竜たちの営みを想像すると、
私たち生物の使命は、
ごくごくシンプルなものだということを思い知らされます。
 
そして、
9月9日で64歳のお誕生日をお迎えになった
我らが弘兼さん。
これからも明るくエネルギッシュで、素敵なオジサマで居てくださいね!
 
 
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2011年09月10日