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12月11日 石川真紀 放送後記

◆ゲスト:川口淳一郎さんの回◆
 
今年の明るい話題を取り上げる際、必ず入る
小惑星探査機「はやぶさ」にまつわる奇跡のエピソード。
たっぷりと伺えるこの日を
楽しみにしておりました。
 
川口さんのように、工学、科学に精通し、
世界初の快挙を成し遂げられた方、
理系全般に広げて見ても、
おしなべて、
難解なお話を解り易くお話しくださる術に長け、
かつ、
人間らしい温かな心の持ち主でいらっしゃる方が往々にして多く、
つまり、
より人間らしい方ほど、
技術革新の前進に貢献しうる資質を
多分に持ち合わせていらっしゃるように感じます。
 

 
「はやぶさ」が大気圏に再突入し、
輝きながら燃え尽きた瞬間を思い起こすたび、
その目に涙を浮かべながら
頼もしい相棒への情愛の意をお示しになる
川口さんの優しい表情、
2010年中に目の当たりにすることができて
感慨深いです。
 
閉塞感を打ち破るには、
まずは、
視線を水平より上に持っていくことから始まるはず。
 
これからも、
川口さんが仰るように
「いつか行けるかもしれない」、
「どこかに生命体がいるかもしれない」 と思いながら、
夜空を、宇宙を見上げます。
 
 
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2010年12月11日