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8月21日 ゲスト:草野 仁さん
◆テーマ:『アナウンサー&キャスター歴 合計43年
草野仁さんの“不思議キャラ”発見!』 ◆
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大学時代、ひょんなことから出場した
相撲の大分国体予選で、
倍近い体重差を苦ともせず、
前年度代表者を打ち破って優勝!
(本大会は試験と重なり辞退)
胸囲は120センチ、
ベンチプレスでは100kgを上げた!…など
数多くの“伝説”を持つ
草野 仁さんが この日のゲスト。
テレビ番組『THE ワイド』で共演していた弘兼憲史さんと
ラジオで再会を果たし、放送25年目を迎えた『世界ふしぎ発見!』のこと、
キャリア43年に渡るアナウンサー・キャスターの経験を
時間の限り、たっぷりと語っていただきました。
『THE ワイド』で共演していた弘兼憲史さんと草野 仁さんが『団塊倶楽部』で再会
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■クイズにかける熱意!『世界ふしぎ発見!』秘話
今年4月、放送開始から25年目に突入――
草野 仁さんが、司会を務める長寿番組『世界ふしぎ発見!』の
レギュラー解答者・黒柳徹子さんは、出演を引き受けるにあたり、
“知識をレベルアップさせる”ことを自らに課し、
制作スタッフには“ある程度の知識・イメージをもって臨みたい”と条件を提示。
(たとえば)“中世ヨーロッパ”“開拓時代のアメリカ”などの
大まかなテーマだけを事前に知らされただけで、
関連しそうな本を、少なくとも4~5冊は目を通して…、
“音楽家”がテーマの回には『モーツァルト』関連だけで16冊もの本を読んで
収録に臨んだそうです。
草野 「絶対、負けず嫌いですね」
ところで、四半世紀に渡る番組の歴史で、訪れた国はどれだけの数に上るのかというと…
「たぶん130~140くらい」とのこと。
ですから、ラジオをお聞きのリスナーの皆さんの中にも、
弘兼憲史さんと同じ経験をされた方がいらっしゃるのでは??
弘兼 「『あそこは行ったと思ったら…行ってない』
番組で詳しく出るので、行った気になるんです。
世界中に行ったようなバーチャル体験しますもんね」
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■キーワードトークから・・・弘兼さん、“島 耕作”の顔に
番組後半は、定着しつつある“キーワードトーク”を実施。
ゲストにちなんだ“キーワード”を書いた紙を抽選ボックスから引き当て、
その お題に関するトークを展開――。
どんなテーマが用意されているかは塚本プロデューサーのみが知る、
ぶっつけ本番、出たとこ勝負のキーワードトークで、今回 引き当てられた話題は・・・
◆◇韓流◇◆(弘兼)
日本に上陸した当初は「これまで、少女漫画で使った、あらゆる要素が入っていて…」と
韓流ドラマへの評価は高くはなかった弘兼さんでしたが、
最近の韓国映画は「面白い!」と絶賛。
草野 「韓国は文化事業に関するエネルギーが集結していて、
やる気に満ちていますね」
弘兼さんは、とりわけ『映画』に傑作が多いのは、
『漫画』をとりまく、韓国ならではの お国柄が関係していると指摘。
弘兼 「『漫画』の規制がものすごく厳しいんです。
思ったことが描けないんで、漫画家が減って、
その才能がみんな『映画』に集中しているんで、
韓国の映画界はレベルが上がっていますね」
さらに、エンターテインメントの枠を超え、
薄型テレビに代表される情報家電産業の話題へと飛び火すると、
スタジオには“島 耕作”が登場!?
弘兼(島) 「(最初に)日本が韓国に情報を与えて、
それから韓国は日本を抜いてきてるんです」
●唐辛子(日本の6分の1の辛さの唐辛子を開発=たくさん入れても辛くはなく、旨みが残る)
●薄型テレビ(日本の大手9社の営業利益の合計はサムスンに及ばない)
弘兼(島) 「マラソンでいうと、サムスンの背中が見えない・・・。
日本は完璧に韓国にやられてますね」
石川 「話の途中から弘兼さんが“島耕作”にかわったみたいですね」
◆◇結婚式のスピーチ◇◆(草野)
結婚式の司会を数多く経験している草野 仁さんが、
強く印象に残るスピーチとして挙げたのは、
映画監督・松山善三さんのスピーチ。
松竹の助監督時代――月給1万円足らずの自身と、
映画で主演すれば100万円を稼いだ女優・高峰秀子さんとの結婚を例に、
夫婦間の譲り合い・我慢の必要性を2分半ほどにまとめて紹介。
草野 「素晴らしいスピーチで、今も記憶に残ってます」
弘兼 「困るのは会社の上司の方が、会社の業績の話をした時…
『どうでもええやないか!早く飲みたいぞ!』と・・・(笑)
スピーチは短いほうがいいですよね」
アナウンサーの先輩を迎えた石川真紀ぴょんにとっては2時間の“面接”??
◆◇就職活動◇◆(弘兼)
草野さんは、
大学卒業(昭和42年)の3年前=昭和39年に東京オリンピックが開催され、
まさに電波の時代が到来していたことから
『活字』よりも『テレビ』の世界に進むことを選択。
TBSを志望していた草野さんでしたが、
学科の同期6人が全員NHKを受けることや
「絶対 潰れないだろう」という考えもあってNHKへ。
(当時、テレビ局の入社試験は同じ日に行われていたため1社しか受けられなかった)
(高い倍率を突破して6人全員合格を果たしたそうです)
弘兼 「僕は“ジャーナリスト”志望だったんですよ。
朝日新聞を受けようと思ったら280倍くらいだったんで、やめました(笑)」
◆◇元NHKアナウンサー 鈴木健二さん◇◆(草野)
「アナウンサーとしては驚異的な方でした」
ここでは『アナウンサー』という職業の特殊性の話題に。
「“教える”ということが意外となくて、それぞれの人がつくりあげたものを
自分で発展させていく、継承性のない仕事・・・まさしく“職人”の世界だと思うんです」
◆◇川上哲治さん◇◆(弘兼)
“打撃の神様”をいわれ、監督時代はV9を達成――。
現役引退後はNHKでプロ野球解説を務めた川上哲治さん。
監督時代に周囲から“暗い”“陰険”というレッテルを貼られていたことについて、
草野さんが真相を明かしてくれました。
試合後の“監督談話”を本意ではない形で記事に引用され、
その記事を読んだ選手に対して、誤解が生じるケースが相次いだことで、
ある時から“口にチャックをする”ことを決意――。
それによって“サービス精神がない”“鉄のカーテン”という評価に
つながってしまったのだそうです。
また、キャンプ中、選手ひとりひとりの家族に、自筆の手紙を送ることが、
選手を家族ぐるみで鼓舞させることにつながった――という
監督時代のエピソードもご紹介いただきました。
草野 「監督が自筆でご家庭に手紙を送るなんていうことは、
今でも そうないと思うんです」
弘兼 「歴史に残る名監督の お一人ですね」
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■お送りした曲目
◇愛のくらし / 加藤登紀子
(弘兼セレクション)
◇サマー・ホリデイ / クリフ・リチャード
(弘兼セレクション)
◇明日への扉 / 草野 仁
◇愛情物語 / カーメン・キャバレロ
(草野 仁さんのリクエスト)
◇硝子坂 / 高田みづえ
(RN・ひろりんさんが初めて買ったレコード)
◇何も言わないで / 園まり
◇男でありたい / 草野 仁
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草野 仁さんの名言・好きな言葉はこちらをご覧ください。