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6月12日 町田忍コラム『置き薬』
“置き薬”は『配置薬』『売薬』ともいわれている
日本の伝統的は薬の販売方法です。
年に何回か定期的に、
薬を置いてある家庭や職場に担当者が訪れ、
使った薬の分だけ清算し、
古くなった薬も新しいものに交換してくれるという
独特のシステムで日本中に広まりました。
また、薬だけではなく、子供のいる家庭には
お土産に紙風船などを持ってきてくれることもありました。
(左)薬の小袋のデザインはいまもレトロ
(右)現在でも配られている紙風船
(中央のみ昭和30年代/モデルは雪村いずみさん)
(左)昭和30年代 我が家で愛用していた富山の置き薬の薬箱
(右)使用した分を、このような「清算書」に記入
2010年06月12日