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4月17日 町田忍コラム『インスタントコーヒー』
「インスタントコーヒー」は今でこそ日常的に飲まれていますが、
一般的に広まったのは昭和30年代になってからです。
もっとも、当時の値段を新聞広告でみると、
50g で 250円 とあります。
これは現在の約3,000円ほどになります。
ちなみに現在は 100g で 約600円から800円くらいなので
当時はかなり高かった事が理解できます。
私の調査した結果
1888年(明治21年)の新聞に「懐中珈琲」という商品広告がありました。
これは、いわば
現在のインスタント珈琲のルーツにあたるものと思われます。
今回私が持参した「缶コーヒー」は昭和34年に発売されたもので、
本格的に発売された缶コーヒーとしては
世界初のものとなる貴重なものです(発売時ブラック 50円)。
また、人気のある「コーヒー牛乳」(現在はコーヒー飲料)の登場は
昭和30年代の初めころで、
その後、フルーツ牛乳、イチゴミルク、なども発売されています。
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2010年04月17日