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4月10日 町田忍コラム『昭和の暖房器具』
現在の暖房器具といえば、エアコンやストーブが主流ですが、
昭和30年代に於けるそれらはまだ、
湯たんぽ、カイロ、コタツなどが一般的でした。
今回は「ブリキ湯たんぽ」「白金カイロ」などを持参しました。
ブリキ湯たんぽは、布の袋に入れて使用しますが、
くちのところが空いてしまい、火傷することもありました。
最近また、この湯たんぽが見直されているそうです。
湯たんぽで使用したお湯は
次の朝、顔を洗うときなどに使用しました。
白金カイロは燃料にベンジンなどを使用します。
まだ使い捨てカイロのない時代のことです。
それ以前のカイロは
今回持参した、灰を使用するものでした。
中に細長い炭の粉を固めたものを入れて使用します。
2010年04月10日