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3月6日 石川真紀 放送後記
◆ゲスト:渡辺淳一さんの回◆
年齢を問わず、‘何かあるかもしれない!?’と思わせる色香が漂い、
しかも、
活字にせよ放送にせよ、タブーを超越した素直な表現を厭わないのは、
文豪で医学博士である渡辺淳一さんという1人の人物が
公私の別なく形成された、独自の生き方なのでしょう。
これはおそらく、
羨んだり、理解しようとすることが不粋な、
他人には真似のできないライフスタイルなのだと感じます。
映画「愛の流刑地」で、
豊川悦司さんの書斎が
渡辺さんの実際の書斎と、
大きな窓を前に執筆されるイメージなど似たセットになっていることが判り、
そして、
結婚、出産を経験した女性が、
夫以外の男性によって
初めて性の悦びに目覚めることの幸不幸について、
渡辺さんに直接、お訊ねできて、
人生の後輩としては
充実した2時間をご一緒できた感慨があります。
弘兼さんが、いつもは‘なかなか触れない’話題についても饒舌でいらしたのは、
ほかでもない
渡辺淳一さんとの対談だったからでしょう。
「放送を離れたところで、もっとじっくりお話ししたいです。」と
弘兼さんが仰っていましたので、
どこかでまたご一緒する折には、
より深い会話で楽しませてくださいませ。
2010年03月06日