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3月27日 石川真紀 放送後記
◆ゲスト:中村征夫さんの回◆
これまで
小西克哉さんの番組や
「電リク」でご一緒させていただいたのをきっかけに、
同郷のよしみで、
時折、さげっこ(秋田弁で「お酒」の意)を酌み交わすなど
親しくさせていただいている‘いくおさん’。
元総理大臣補佐官で外交評論家の岡本行夫さんのように
中村さんを敬愛する多くの同志の皆さまにならって、
私も若輩ながら、‘いくおさん’と呼ばせていただくようになりました。
東京湾など日本を取り囲む海や湖沼から、世界各地の海まで、
様々な水中写真を撮影していらっしゃる
いくおさんのお話を伺っていると、
水中に身を投じて魚たちの表情をとらまえるという行動は、
人と人とが文化や言語の違いを超えて
理解し合うことに似ていることに気づきます。
環境と他の生物を知ることは、自分自身を知ること。
いくおさんの少年時代、
初恋の相手がメスのトンボだったというエピソードから、
人の生物としての本能が
いくおさんを突き動かしているのかも、と推察します。
また、
写真展を拝見すること、楽しみにしていますし、
のみがだ(呑み方。秋田弁で「宴会」の意)、
せねばねな!(秋田弁で「しなくてはなりませんね」の意)
2010年03月27日