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2月6日 石川真紀 放送後記
◆ゲスト:岡林信康さんの回◆
団塊倶楽部には、2006年11月以来4年ぶりの生出演、
2007年秋には、特別協賛させていただいた
36年ぶりの日比谷野外音楽堂コンサートの模様も放送。
一連の内容が評価され、
平成19年日本民間放送連盟賞
ラジオ部門東京地区審査生ワイド部門1位を獲得するなど、
岡林さんと番組とは
ご縁の深い間柄となっています。
‘フォークの神様’、『山谷ブルース』、突然の山村生活転向など
異端視された数々の伝説を見聞きするにつけ、
初めてお会いするまでは
コワい方なのかと想像していましたが、
今となっては、
岡林さんのように
温かく、優しく、人懐っこく、年齢を重ねていきたいと感じるほど、
これまでの歩みが
内なるご自身としっかり向き合うことを最優先してこられた結果、刻まれた
実にシンプルな足跡であることが明快と思えます。
フォーク、ロック、えんやとっと、と、
岡林さんが作り上げられた唯一無二の音楽世界と美学を、
間近でご覧になっているお孫さんたちご家族やファンのみなさん、
そして、
岡林さんを師と仰ぐ泉谷しげるさん、サンボマスターのみなさんなど
お仲間を通じて、
どのように語られ、エッセンスが受け継がれていくのか楽しみにしつつ、
ご本人の望むと望まざるとに関わらず言動と作品が‘事件’となる
その潮流、時代、息吹を
僅かでも共有できていることを光栄に思っています。
次回は是非、
一羽一羽名前をつけて可愛がっていらっしゃるという
30羽の鳩と金魚たちについて、
たっぷり聞かせてくださいネ!
また、コンサートも‘目撃’しに参ります。
追伸:
このたび発売された岡林信康さんの最新アルバム
「レクイエム~我が心の美空ひばり~」は、
音楽史に残る‘事件’。
発売記念コンベンションが開催された
東京・目黒の美空ひばりさん邸を訪問でき、
加藤和也さんともご一緒させていただけたこと、
邂逅に感謝。