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2月27日 町田忍コラム『キャラメルの箱』

「キャラメル」は現在でこそ日常的に食べられるお菓子ですが、
戦後昭和24年までは統制商品として
進駐軍や一部の人たちにしか出回りませんでした。

それ以前はサツマイモ等から製造したブドウ糖を代用として
製造されていた時代もありました。

昭和25年に統制が解除されると、
戦前からあった「森永ミルクキャラメル」他、
大手も続々と新しい商品を発売するようになりました。

今回は、ゲストが田中義剛さんということから
特に北海道生まれのキャラメルをいくつかスタジオに持参しました。

★「フルヤのミルクキャラメル」は大正14年に発売。
★「ウインターキャラメル」は昭和6年に発売。
★その他、最近ではメロン、カボチャ他と
 北海道ならではの商品が、いろいろ登場しています。
 (中にはジンギスカン等もあり)

★明治37年製造開始された「森永ミルクキャラメル」が
 現在のような箱入となったのは大正3年でした。
 現在でも人気商品となっています。

★「ボンタンアメ」は鹿児島産で大正15年発売。
 今でも根強い人気があります。
★不二家の「フランスキャラメル」は昭和9年発売。
 絵にある少女はシャリー・テンプルがモデルともいわれています。

2010年02月27日