11月28日 ゲスト:半田健人さん
■テーマ:『団塊ホームルーム拡大版スペシャル!
5つの“オモチャ”と“歌”で
ディープに振り返る ワンダーランドな 昭和』
今回は久々の“昭和レトロ企画”。
毎回、昭和レトログッズを
ご紹介している町田 忍さんの
自慢のお宝がスタジオに大集結!
ゲストは、番組史上最年少
昭和59年(1984年)生まれ
25歳の半田健人さん。
「きょうはとても居心地のいいスタジオだなぁ」
生まれてからこれまでに見てきた…知っていること…ではなく
…すでに検証されている歴史…のことでもない
「自分の知らない、生まれる前のこと」に興味も持たれ
昭和歌謡に造詣が深い“ある意味で年齢不詳”の半田健人さん。
弘兼憲史さんの年の差を感じないトーク
そして、アナログオモチャのオンパレードで
スタジオは“昭和”にタイムスリップ!
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■ホッピング
この日は番組をお聴きの 大 勢 のリスナーの皆さんからも
“昭和レトログッズ”にまつわるメッセージを
お寄せいただきました。
かずひろさんが夢中になったのは「ホッピング」。
半田 「僕らの時代もありましたけど、シャベルでやりました」
弘兼 「半田さん、いくつですか?!
俺たちと同じ遊びを なんで してるんですか?(笑)」
半田 「僕らが小学生の頃も、テレビゲームはありましたけど
けん玉、コマ、メンコも流行りましたよ。
最後の世代かもしれません」
町田 「(ホッピングは)先が尖った“剣スコ”だとできます。
“角スコ”じゃできないですね」
弘兼 「ホッピングは“千回”とかやってました。
『倒れたら一からやり直す』と自分に科すんです。
考えたら“努力派”だった(笑)」
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■ダッコちゃん
スタジオには昭和35年に発売された
ホンモノのダッコちゃんが登場!
(出番までスタジオ内のコート掛けにつかまって待機)
「懐かしい!」の声も多かったダッコちゃん
半田 「これを普通のファッションとして、街なかに出るんですか?」
弘兼 「カッコよかったんです!」
石川 「カッコよかったの?!」
弘兼 「若い子がデートの時に、彼氏はこっちで
(反対側の)こっちにダッコちゃん」
半田 「どうなんだろうなぁ・・・ブームっていうのは面白い。
どういう意図で作られたんでしょうね??」
このダッコちゃん、ウインクもして、音も出る
発売当時の“ホンモノ”ですが、こちらは
町田忍さんのご近所の焼き鳥・もつ煮込みのお店の方に
お借りしました。
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■フラフープ
腸ねん転を起こす――といわれ
急激にブームが去ったフラフープ。
半田 「度が過ぎると何事もダメなんですね」
流行った当時
上手な人は【逆に回す】【首で回す】と
難易度を上げて楽しんでいました。
この日は、放送中に町田さんが実技を披露。
スタジオでフラフープ実演! 撮影スタッフ 危うし
放送後は、スタッフもチャレンジしますが
話す内容は、年代ごとにハッキリわかれました。
団塊世代「昔はこれくらいしか遊びがなかったのよ」
40代 「何回やってもうまくできません」
20代 「そもそも回し方がわかりません」
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■珈琲屋らびっと
12時台には
板橋区徳丸3丁目、東武練馬駅から徒歩5分のところにある
『珈琲屋らびっと』さんに濱本りかアナウンサーがお邪魔して
オーナーの 浜 さんにお話を伺いました。
お店の前には『ホンダラビット』(だから店名も『らびっと』)
店内には1960年製の『ジュークボックス』(レコードは300枚)。
今でもお客さんがレコ―ドを聴いているそうです(100円で2曲)。
濱本 「今でも動くブリキのおもちゃがお店の中にたくさんあるんです」
ほかにも“昭和の看板”をはじめ
レトロアイテムが店内所狭しと並んでいますが・・・
それでも、浜さんのコレクションの5分の1なのだとか。
また、どれも貴重なアイテムであることは間違いありませんが
浜さんが飽きたものは販売してしまうそうです。
(それぞれ裏に値札が張ってある)
弘兼 「連れ合いがブリキのおもちゃ好きだから、買っていこうかな」
石川 「柴門ふみさんが?!どんなのが好きなんですか?」
弘兼 「ブリキで体操する(回る)おもちゃを
机の上に置いて、ジーっと見てましたね」
浜さんが“レトロアイテムに惹かれるワケ”は・・・?
浜 「デザインがいいですね。あと質感。
それから職人が一生懸命作ったのが表れてますね」
なお、お店の“こだわりのメニュー”はチーズケーキ。
浜 「いい材料を使って、手間をかけています」
最後にジュークボックスからドーナツ盤の音色を聴かせていただきました。
楽曲は弘兼さんのリクエスト・・・
ラッキー・リップス / クリフ・リチャード
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■コロコロ研究所
埼玉県で板金業を営む傍ら
お仲間たちと様々な“コロコロカラクリ装置”を製作。
『テレビチャンピオン』(テレビ東京)では
『コロコロカラクリ選手権』『流しそうめん』でチャンピオンに輝いた
新井勇司さんに、スタジオにお越しいただきました。
「アナログの“倒れる”“転ぶ”といった
わかりやさすさが面白い」と語る新井さん。
写真の“天気を占う装置”と“特大 お茶を注ぐ装置”を
スタジオに持ってきてくださいました。
ゲタが落ちて・・・・・(右)雨だぁ~!
石川 「箱の中がどうなっているのかとか
音とか、面白いですね」
お茶を注ぐ装置
石川 「いきなりボールが落ちるんじゃなくて
いくつかの動きが組み合わさっていて
“ストーリー”になりますよね」
半田 「装置を見たとき、どういう玉の動きをするのか
予想ができなかったですね」
弘兼 「大きな玉がどんどん 上 に
上がっていくように“見える”んですよね」
また、新井さんが教えてくださったことで
スタジオの面々が感心したのは
『ビー玉』は“B級の玉”であること。
けっして“まんまる”ではないことから“B(ビー)玉”とされ
“A玉”(ラムネに使われる)もあるのだそうです。
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■半田健人の昭和歌謡セレクション
昭和の音楽シーンを5曲で表現していただきました。
◇いつでも夢を / 橋幸夫、吉永小百合(昭和37年/1962年)
◇ 解 説 ◇
30年代の高度成長期のピークに「きょうより明日が絶対明るい!」と
国民全員が信じていた頃の空気感が感じられる曲です。
いつ聴いても気分が明るくなります。
◇夜空の星 / 加山雄三(昭和40年/1965年)
◇ 解 説 ◇
団塊の方々に、切っても切り離せない“エレキ”です。
日本でヒーローとなったのは加山雄三さん。
加山さんは“バラード”のイメージがあって
『帰ってきた若大将』の「この愛いつまでも」という曲が
一番好きなんですけど…
ここでは“エレキの真骨頂”を聴いていただきましょう。
◇恋の大予言 / フィンガー5(昭和49年/1974年)
◇ 解 説 ◇
昭和の中で「ノストラダムスの大予言」が流行りました。
歌謡曲にも“予言的”なものが反映されていて
これはたぶん、そのブームの時に書かれたものなんじゃないかな。
イントロで呪文見たいたものがあって、なかなか面白い曲です。
◇コーヒーショップで / あべ静江(昭和48年/1973年)
◇ 解 説 ◇
浜さんの喫茶店が話題になりましたので“喫茶店の歌”を。
最近“コーヒーショップ”っていう単語を使わなくなりましたよね。
昔は“ティールーム”って、よく言ってましたけど。
あべ静江さんは仲良くしていただいているんですけどキレイな方ですよね。
◇時代おくれ / 河島英五(昭和61年/1986年)
◇ 解 説 ◇
“便利なもの”というなら
平成の世の中にはかなわないと思いますけど
昭和のオモチャにしても、遊び方を考えさせられる――
そういう工夫って人間味があって、それで成長すると思う。
機械が表現してくれることに、ただただ感激するだけが
オモチャじゃないと思うんです。
木のクルマでも、想像力を働かして遊んでいたいうことが
かつて あったと思うんです。
きょうは、言ってみれば“時代おくれ”のオモチャを
特集してきたわけですが、まさにタイトル通りの曲を・・・
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半田健人さんの名言・好きな言葉はこちらをご覧ください。
2009年11月28日