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10月3日 町田忍コラム『コッペパン』
コッペパンは、団塊前後の世代には、
いろいろ思い入れのある食べ物といっても過言ではないでしょう。
食パンが定着するまでは、もっぱらコッペパンが主流でした。
今回は、私の自宅近所ある『タウンベーカリー長谷川』が
戦後から現在まで定番として売っているコッペパン4種を持参しました。
町のパン屋さんでは、
学校のコッペパンはそのままおかずと食べるのに対して
横に切り目を入れて、
マーガリンとジャム(なぜかマーガリンなのにバタジャム)を挟んだものや
ピーナッツのバタピー、
あんこのあんバタ、
そして豪華なコロッケなどがありました。
コッペパンは昭和30年代は約10円、ジャムなどはプラス5円程度
現在は約150円前後です。
学校を休んだ生徒には、かわって友達がパンのみを届けました。
今回のゲストの武田鉄矢さんは
そんなお休みした生徒にコッペパンを届ける担当だったとのことです。
2009年10月03日