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10月31日 町田忍コラム『セルロイド』
「セルロイド」・・・ああ、なんて懐かしい言葉でしょう。
かつては、身の回りの身近なものに
この「セルロイド」が使用されていた。
今回私が持参したのは、筆箱、裁縫箱、石けん箱、他。
ゲストの中尾ミエさんは、
角などが割れてしまうと絆創膏などを貼って補修した
という思い出があったという。
弘兼さんの思い出は、
鉛筆キャップにセルロイドを刻んで入れ、
たたいて蓋をして、竹ひごをさし、
火で暖めると・・・・・・ロケット花火のように飛んでいったという。
当時は、このような危険な遊びがあった。
ところで、今回持参した野球選手の絵の入った裁縫箱の中に、
中尾ミエさんのデビュー当時の写真入りトランプを
内緒で入れておき、本番でご本人に蓋を空けてもらいました。
このトランプは、私が昭和30年代に駄菓子屋で買ったものだと思われます。
1枚にサインを入れてもらいました。
またお宝が増えます。感激!
ちなみに、セルロイドのあった時代には
「ベークライト」「エボナイト」「カーバイト」(縁日の照明に使用)
などという言葉もあった。
今となっては、どれも懐かしいものとなってしまった。
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2009年10月31日