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10月17日 町田忍コラム『原っぱ遊び』
昭和30年代はまだ、都会においても至る所に「原っぱ」があった。
原っぱの定義を私なりに考えてみると
「塀や柵に囲まれておらず、 自由に出入りでき、
雑草などが生えている場所」
ということになるかも。
原っぱには昨今の児童公園などのような遊具は一切ない。
遊びは自分たちで考えるのだ!
今回のゲストの松崎さんも、そんな原っぱの少年だった。
原っぱでの遊びは、秘密基地を作ったり
(わたしの時は当時普及し始めたテレビなどの入っていた
段ボールの空き箱を利用)
落とし穴、
木の上に板などを使って、今でいう「ツリーハウス」のようなものも手作りした。
松崎さんは下町・江戸川区で、
なんと、解体されると思われる戦車で遊んだという。
そんな原っぱも高度経済成長期に入ると
次々に宅地へと変わってしまった。
2009年10月17日