9月12日 町田忍コラム『懐かしの映画ポスター』
昭和35年における映画入者数は、11億2740万人。
ほぼ国民人口と同じだった。
この頃をピークに映画はテレビの普及で急激に減少する。
映画の宣伝には“ポスター”が利用された。
ここに紹介したのは、昭和30年代から40年代にかけてのもの。
“総天然色”と書かれているのは、
まだ白黒映画も多かったからだろう。
当時、なんといっても人気があったのは時代劇で
ポスターにも往年のスターが登場している。
現在でも3本立ての名画座は頑張っている。
文字のみの派手なポスターは、浅草の銭湯に最近まで張られていたもの。
2009年09月12日