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8月22日 町田忍コラム『万年筆』
かつて新しく中学生になると、
腕時計と万年筆の新しいのを買ってもらった記憶がある。
すなわち、万年筆、腕時計、詰め襟学生服は
いわば当時中学生の3種の神器ともいえるものだった。
それらを使用するとちょっぴり大人になれたような気分になった
そんな万年筆も今はボールペンや
その他の筆記用具が多く使用されるようになった・・・と思いきや、
万年筆は静かなブームとなっている。
とくに限定万年筆の中には、後に値段が数倍となるものも少なくはない。
今回私はパーカーの大きな箱入りの限定品ほか、
高級万年筆を持参した。
弘兼さんは仕事で現在でも使用中のもの、
風間さんはテレビ番組中の企画でご自身がデザインした
イタリアのメーカー「デルタ」製の
ギリシャの海をイメージした万年筆を持参していただいた。
2009年08月22日