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8月15日 町田忍コラム『名曲喫茶・クラシック喫茶』
戦後の昭和40年頃まで、
すなわち家庭に豪華ステレオが普及するまで、
繁華街や学生街に
“名曲喫茶”と呼ばれる喫茶店が多くありました。
この頃は
LPが3000円前後(現在の1万円以上)の時代です。
とくにクラシックを聴かせることを目的とした名喫茶は
座席が全て、スピーカーに向かっていました。
このような店では
“私語禁止”であったのは当然のことです。
現在では、そんな名曲喫茶も少なくなりました。
ここに紹介したのは
渋谷にある名曲喫茶『ライオン』です。
毎月プログラムがかわります。
当時の懐かしいマッチも紹介しました。
(左からライオン、らんぶるの写真/右は各店のマッチ)
※画像をクリックすると拡大します。
2009年08月15日