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7月18日 ゲスト:谷村新司さん
■テーマ:『28年振りの全国ツアー再開
“アリス”2009還暦復活への熱き想い!』
『ドコモ団塊倶楽部』には
2006年4月以来、
二度目のご登場となる谷村新司さんがゲスト。
再始動となるアリスのこと、
そして、今年で40周年を迎える
伝説の深夜放送『セイ!ヤング』についても
じっくりお話を伺いました。
放送では『セイ!ヤング』での あの名調子、
エレガントな語り口で展開される…下ネタ(!)
さらには懐かしのハガキ読みを
再現していただきスタジオは爆笑の連続!
そして谷村新司さんが語るラジオの魅力とは…?
■今『セイ!ヤング』がよみがえる!
おなじみのあのテーマが流れ
谷村さんの あの名調子が耳に飛び込んでくると
スタジオは一瞬にして あの頃へとタイムスリップ。
『セイ!ヤング』を再現
「あんな時間に生でしゃべってる・起きてるという
連帯感があった」と
振り返る“喋り手”の谷村さん。
一方“聴き手”だった弘兼さんは
「ちょっとエッチで、高校生・大学生にはちょっと早いかな、
という刺激がたまらなかったです」
時に「くだらない」「下品」などとされる“下ネタ”も
あの当時、思春期の学生リスナーには
“大事なこと”だった一面もあり・・・
一例をご紹介いただくと
弘兼さん、プロデューサーの塚本さんは爆笑。
石川真紀アナウンサーは言葉を失い・・・
谷村 「今、笑いますけど、
当時学生が初めてわかったことは
すごい大事なことなんです。
大事なことしか話してないんです!」
■ラジオの面白さ
谷村新司さんの『セイ!ヤング』といえば
バンバン(ばんば ひろふみ)さんとのかけ合いも
名物のひとつ。
つい“冗談”で言ったことが
“番組コーナー”になった――という
当時のラジオリスナーのパワーを物語る
エピソードとは・・・
リスナーのみんなの後押しで
バンバンの『ザ・ベストテン』出演がかなったら
何か面白いことを!
そこでバンバンが宣言したのは
銀色の扉から登場後、久米宏さん、黒柳徹子さんに
あいさつもせず
ガラスのテーブルを黙って持ち上げるというもの。
谷村 「ラジオを聴いている人だけがわかる!
(ということ)」
するとリスナーからのハガキが大量に
『ザ・ベストテン』へ集まり・・・
最高順位は・・・おしくも11位で公約実現ならず。
弘兼 「それで11位になるって、
その頃、ラジオの影響力って
そんなに強かったんですね」
「ハガキがどぉぉっと集まったんです」(谷村)
「“これ”をさせるために?」(弘兼)
●ラジオリスナーのパワーの秘密は“イマジネーション”
映像を見ているだけで、さまざまな情報が
目に飛び込んでくるテレビを
ただ普通に見ている人とは違うんだ!
谷村 「そういう感覚が
ラジオマニアにはあるんです。
ラジオってイマジネーションを持たない人には
面白くないメディアなんです」
このようなリスナーに対して、
“番組パーソナリティー”に必要なこととは
谷村 「聴いてる人のイマジネーションが
膨らむようなことを
絶えず投げかけてあげるって、
すごく大事だと思うんです」
喋り手が『楽しかった? ごめんね、裸で』と言えば
聴き手は“裸で放送している” 想像を膨らませる・・・
これぞラジオの真髄!
■60才でアリス再始動!谷村新司さんの最新情報
●『ALICE LIVE ALIVE 2009』
谷村 「昔のアリスより今のアリスの方が
イケてるな、と思いますね」
リハーサルを終え、
あとは三人が体調を整えて臨むだけという
アリス28年ぶりの全国ツアー
『ALICE LIVE ALIVE 2009』(7月24日~11月14日)では
40か所での公演が予定されています。
発売中のチケットはいずれも完売に近い状態。、
全国のファンの皆さんが、
どれだけ楽しみにしていたか、
その期待の大きさが伺えます。
※11月13,14日の日本武道館公演のチケットは8月8日発売開始
●CD『ムジカ』
7月8日にリリースされた『ムジカ』は
2010年の平城遷都1300年祭公式テーマソング。
イベントなどで一緒になる機会が多いマスコットキャラクターの
せんとくんとも、最近は息ピッタリなのだとか。
●小説『階(きざはし)』
『昴』に続いて発表された小説
~下から上にあがっていく“ステップ”~
という意味が込められた
『階(きざはし)』には6つの物語が収録されています。
6作すべて、映画化されることを想定して
書かれたそうですので今後の展開にも注目です。
また、とても目を引く表紙の“渦巻き”は
日本画家の平山郁夫さんに
「ちょっと“ぐるぐる”っと書いてください」
とお願いして書いてもらったそうです。
ところで、この渦巻きの意味は・・・?
谷村 「宇宙から銀河から、台風まで・・・
さまざまなものが渦を巻くんですけど、
音楽の楽譜の中にも渦巻き・・・
“ト音記号”があるんです。
そこにはちゃんと意味がある…と
6つの短編物語に書き込んでいます」
■『階(きざはし)』・・・
(角川書店 / 1,500円+税)
谷村新司さんの最新情報は
谷村新司オフィシャルサイト
または、アリス オフィシャルウェブサイト
ALICE リターンズ LIVE ALIVE 2009 ~I'm home~ を
ご覧ください。
■団塊ホームルーム
昭和レトログッズは
竹ヒゴでつくる飛行機と紙飛行機。
“学級委員長の町田忍くん”主導のもと
解説を・・・と思ったら、
この日は弘兼さんも・・・
“少し羽をひねって旋回させる”
“旋回させて上昇気流に乗っちゃうと、落ちてこない”
などのテクニックを紹介。
実は弘兼さん、、
小学校の大会に優勝したことがあるのです。
弘兼 「僕の作った飛行機、よく2階の屋根の上にあがって
とれなくなったことがありました」
熱く語り合うスタジオの男性陣。
谷村新司さんも負けてはいません。
谷村 「紙を張って、霧吹きをかけて
そのパッと張った瞬間、
ものすごい感動があるんです」
また、広告の紙で作って遊んだ
紙飛行機を思い出し・・・
谷村 「ものがなかったから
自分たちで遊びを作ってたじゃない、あの頃は」
※放送前には、台本で作った(! )紙飛行機を飛ばす場面も。
やがて意気投合した三人は
なぜか“カストリ誌”の話題に。
町田 「今度カストリ誌の話をしましょう」
弘兼 「カストリの特集の時に
また谷村さんに来ていただいて…」
谷村 「マニアックな話です」
石川 「“夜の団塊倶楽部”でお願いします」
※この話題については町田忍さんのコラムも合わせてご覧ください。
▲放送を終えて
※ここで間違い探しにチャレンジを!
上に掲載した3ショットの写真と
石川真紀アナウンサーのブログに
掲載された写真は、どこかが違います。
ぜひ確かめてみてください。
2009年07月18日