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6月13日 中村メイコさんの名言
美しく老いるための団塊憲法5カ条を伝授!
中村メイコさんの著書「老いてほどほど」(家の光協会)の
たくさんの素晴らしいアドバイスの中から、
団塊の世代のために厳選した5つをご紹介いただきました。
1.「老いから目をそむけない」
お化粧を“マイナス”= 薄くして
ファンデーションを塗らない、白髪を染めないなどで
徐々にご主人に「慣れさせる」んです。
近眼だったんですが、老眼が入ってきて
今よく見えるようになって、
昔は乱視だったので「キンランロウ」
チャイニーズレストランで、いいですよ、これ。
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2.「忘れる能力に感謝しよう」
出かける時に、二階の自分の部屋から玄関まで下りて
「忘れ物!」と戻って…昇って、降りて…
物忘れこそ、いい運動!
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3.「わざとらマンのススメ」
年をとってくると、楽な服を着たり
転びにくい靴を履いたり…となりますが
そこをちょっと無理して「わざとらしいんじゃないの?」
というくらいのオシャレを、たまにはしてほしい。
子供がお友達を家に呼ぶ、というと
紬の着物、割烹着着て…手料理出して…とすると
「今、普通のお母さん、そんなんじゃないから!」
(と言われるんです)
弘兼「割烹着飲み屋」って、
それなりの趣味の飲み屋さんがありますよ(笑)
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4.「ハレの日を作って暮らしにメリハリを」
白いテーブルクロスを準備して…
「私が初めて玉ねぎを泣かないで切れた日なの」とか
自分なりの記念日を いくつもいくつも持つんです。
そうしないと、日本人の生活って地味にまとまり過ぎるんです。
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5.「改まって“ありがとう”を言おう」
金婚式を過ぎた夫婦の間では、なかなか
「ありがとう」「ごめんなさい」って言えないんです。
だから一日の中に無理してでも何か作って
「ぬるお風呂が好きだから、ぬるめにしてくださったの?
ありがとう!」って、嘘でもいいから
夫にも、子供にも、孫にも「ありがとう」って言おう。
メイコさんが「ありがとう」を実践することで
次第に、ご主人の神津善行さんも「ありがとう」と
言うようになり、食後には食器を流しに運ぶようになって
これにはメイコさんもたいへん驚いたそうです。
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番外.「嘘も方便」
“一番好き”というポール・ニューマンさんが
亡くなられた際には・・・
「悲しいわ!あなたの次に好きな
ポール・ニューマンが死んじゃった・・・」って
順位は逆なんですけど、嘘は本当に必要なんです。
“先生の奥さんが作った手料理を「まずい」とは言えず”
時として「相手をたてるためのウソ」をつく日本人と
そのようなウソに否定的な韓国人――
日韓の国民性の話題から・・・
(韓国人の方と焼き鳥屋さんに行った際に
「すごくおいしい!何で焼いているんですか?」と聞かれ)
「ビンチョウタンスミダ!」
弘兼 いただきました!そのギャグ!
明日からの飲み屋で使える。レパートリーがひとつ増えました。
■中村メイコさんの好きな言葉
『公私ともに 喜劇で 生きたい』
神津善行さんは
「人生はジョークだ」って言うんです。
悲劇より喜劇がいいですよ。
(喜劇女優で人生を全うしたい?)
はい!