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5月9日 由紀さおりさん、安田祥子さんの名言
■由紀さおりさん
今、子守唄を歌わない…
「聴かせてます」という方が多いんです。
「ゆりかごのうた」は
今の若いママたちに子守唄として
絶対歌ってほしいと思ってます。
子供にとっての宝物は
お父さんお母さんの“声”なんです。
今は、両親が仕事を抱えていて、
子供を“ひざの上に抱える時間”が
少ないですけど、仕事のことも忘れて
子供と向き合う時間を作ってほしいなと思います。
おじいちゃん、おばあちゃんとの接点になる
“思いをつなぐもの”の一つとして
日本語の歌は残してほしいですね。
(童謡には)目に見えないものを歌ってる歌詞が
いっぱいあるんです。
今、子供は目に見えるものしか感じないので、
目に見えないもの…
相手の気持ちを想う、想いを馳せる、
察知する、気配を感じる
…ということを教えてほしいと思います。
(番組の感想は?)
私たちが歌ってきた音楽・言葉に
スポットをあてていただいて、うれしかったです。
若い人たちからの投稿も多かったので、心強いですね。
■安田祥子さん
日本は四季がハッキリしてますから、
春夏秋冬の歌、
世代を超えて共有できる自然のものを
残していただきたいですね。
(番組の感想は?)
私たちの想いを聞いていただける
長い時間を頂戴して幸せでした。
2009年05月09日