« ＜Ｃ３　ＲＡＤＩＯ　お渡し会　告知＞ | メイン | アニスクチケッツ、最終販売！ »

2010年06月01日

部屋とラジオと私

イチオシ商品のご紹介をする前にお話を少しだけ。

私のラジオ人生のスタートはT-FMの「赤坂泰彦のミリオンナイツ」でした。
B'z松本さんのコーナーがあるとかがきっかけで、
生まれて初めてラジオをチューニングしたような･･･確かそんなだったと思います。

一度、その番組を聴いてしまってからは、B'zのコーナーよりも
その赤坂さんのトークと紹介される曲に惚れこんでしまい、
番組をよく聞くようになりました。

「うさんくさいポップス」とかユニークな楽曲を紹介するコーナーが
特にお気に入りでしたが、とにかく自分が知らない名曲（特に70～80年代の洋楽）を
山の様に毎週、毎日聞けることはこの上なく幸せだったのを覚えていますｌ。
同級生が知らない名曲を自分だけが知っているような、
そんな優越感に浸れたのもあって、本当に大好きな番組でした。

そんなミリオンナイツも涙の終了となり、私が次に聞くようになったのが、
ニッポン放送の「井手功二のゲルゲットショッキングセンター」。
もう、この頃には雑食で、他にもいろいろ聴いていたのですが、
ミリオンナイツが終わってからというもの、「毎日」聴いたラジオ番組といえば
これでした。
（ミリオンナイツがやってた頃も並行して聴いていたんですけどね。）

赤坂さんよりも年齢的に身近であった分、井手さんには親近感があったのを覚えています。

赤坂さんが「カッコイイ憧れの先輩」ならば、井手さんは「近所の兄貴的存在」。
ギターが上手くて、アニメも観てて、下ネタが好きで、悪戯好きで、ちょっと口が悪くて･･･
毎日、一緒に遊ぶような気持ちでラジオをチューニングしていました。

いつかあんな「オトナなのにコドモ」みたいな人に自分もなりたい！
オトナとはなんて自由なのだろう！

そういう風に思わせてくれたのも井手さんだったと思います。

ということで、
まぁ、他にもミリオンナイツやゲルゲに関する積もる話はあるわけですが、
今回は割愛しまして・・・
（かなり端折ってるつもりが長いですね・・・スミマセン）

さて、ようやくここで商品の話に入っていきます。

これまで辛抱強くこの駄文を読み続けてきてくれた方ならお分かりかと思いますが、
私の中のラジオスターはかつて「赤坂泰彦」、そして「井手功二」だったわけです。

そして今のラジオスターといえば「鷲崎健」その人以外にいないと思っています。

ラジオトークに関しては、こんなところで私が書くのもおこがましいので、書きません。
鷲崎さんが出演されている番組を聴けば、素晴らしさは伝わると思います。

が、一言だけ敢えて言うとするなら、
「スタッフがイチバン安心して生放送できるパーソナリティー」
だと皆さんに伝えておきたいと思います。

あと、鷲崎さんには関係ない話だと一蹴されそうですが、
「ゲルゲ」の頃の井手功二さんと共通点が、
個人的にはいくつか浮かぶんですよね。

まず、ギターが弾ける（笑）

極めて単純かも知れませんが、中２的思考を誇る私の中の、
「いいオトコの条件」のウチの一つに「ギターが弾ける」があります。
誰しもモテたくてバンド始めるわけじゃないですか。
そして才能の無さに挫折するわけじゃないですか。
でも、この２人はプロになっているわけです！
ということはもう無条件にカッコいいわけです。

そして、ポップカルチャーに抵抗がない。

井手さんはアニメが好き、ゲームが好き、エヴァが好き、という話をオープンにして
オトナと私たちコドモ（リスナーだった頃の話）との垣根を壊してくれた気がします。
今となってはそんなことないのですが、そういったものを好きだというのは
オトナになる上で捨てなくてはならないもののような気がしていたんですよねぇ。

鷲崎さんは韓国のアイドル音楽ユニット「KARA」が好き！という話を
少なくとも私の周りでは誰よりも早くからしていました。
アイドルについて、オトナが好き、と主張することもさることながら
あまり（日本で）まだ認められていないものに対して、
メディアでそういう発言をするのは、意外とできないものだと思います。
「アニスパ！」を始めとするA&G番組で活躍されているのも
ポップカルチャーに対して、抵抗感が無いように感じられる一因のように感じます。

最後に、ラジオ以外でも触れ合えるチャンスが多いということ。
リアルな接点があるということです。

井手さんは自分のバンドである「チャーミースマイル＆グリーンヘッド」として
アコギとウッドベース、そしてパーカッションの構成で
よく代々木公園においてストリートライブをやっていたし、
鷲崎さんに関して言えば現在、ライブが必ず毎月一回、
あさがやドラムで、ギターとパーカッションの構成で行なわれています。

やっぱり近くで観ることができる！もしくは観たことがある！というのは
グッと親近感が増すものです。

以上の３点から、
自分がラジオのヘビーリスナーだった頃に井手さんのことを好きだった気持ちと
今のリスナーの皆さんが鷲崎さんを好きだという気持ちって
きっと似ているんだろうなーと勝手に親近感を持ってしまっています。

ホントにそうなのかどうかはわからないんですけどね（苦笑）

あああああ、無駄話が長すぎた。

ということで、ラジオスター「鷲崎健」のニューセカンドアルバム
「SINGER SONG LIAR」がちかQでも発売中です！

ホントに超名盤です。

長文ついでにもう少し語らせていただくと
このセカンドアルバム『SSL』、
これがまた「ゲルゲ」やっていた頃の井手功二さんのバンド
「チャーミースマイル＆グリーンヘッド」の『スキヤキ』というセカンドアルバムと
重なるところがあるんですよ。

こちらも名盤です。ちかQでは残念ながら販売しておりませんが。

一発録りのトラックがあったり、
ポップだったり、ロックだったり・・・

『スキヤキ』がパンクだったり、ヒップホップだったりすれば
『SSL』はルンバだったり、ブルースだったり、

それからアコギだったり、エレキだったり・・・

まーとにかく、どっちのアルバムも負けないくらい、
「一人暮らしの男のワンルーム」みたいに
好きなものが床にごちゃごちゃと散らばっているんです。
（アニスパ的に言えばいい意味で！）

なんかこの2人の共通点があるのは偶然なんでしょうか？
それとも私が無理やりこじつけているだけなのでしょうか？

ま、感想は人それぞれだからいいですよね。

そんなわけで・・・長くなりましたが
現代のラジオスターの新譜、ぜひちかQで買って行ってくださいね！

以上、宣伝でございました。

長々と大変失礼致しました。

投稿者 agqr : 2010年06月01日 12:54