Mono-Run第5弾 『羽田今昔物語ラン』
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A.天空橋駅
駅は、羽田空港の敷地内の南西側にあり1964年の東京モノレール開業当時は「羽田駅」という名前で昔の旅客ターミナルに直結する終着駅でした。その後、旅客ターミナルが現在の場所に移転したのに伴ないモノレールも延伸。近くに天空橋という橋の名前から「天空橋駅」と名付けられました。天空を颯爽と駆け抜ける東京モノレールだけに「天空橋」!なかなかのネーミングと思いきやホームは地下にあります。実はちなみに、天空橋駅は、建物のデザインも評判で、飛行機のジェットエンジンをモチーフに設計されているんです!
B.穴守橋
「天空橋駅」の改札を出ると、駅前は、何にもありません。大きな道路が1本、幹線道路の環8です。右方向に進むと、穴守橋が姿を現します。よ?く見ると、そこは、飛行機の博物館!ライト兄弟から現代のものまで、歴代の飛行機たちのパネルが飾られてたり支柱には飛行機が飛び立つ彫刻が施されていたり…と立ち止まって一見の価値ありの橋です。
C.旧日本航空乗員訓練センター
橋を渡ると、左前方に大きなビルが飛び込んできます。スカイプラザレジデンスというビルですが、中庭には、なんと飛行機のコックピットが!ここは、かつて日本航空乗員訓練センターがあった場所で訓練で使われていたシミュレーターが展示されています。TVドラマで有名な「スチュワーデス物語」のロケ地でもありました。
D.穴守神社
訓練センターの脇を入ると、昔ながらの羽田の町並みが広がりそこに穴守神社があります!元は羽田空港の敷地内にありましたが、空港の拡張のために、昭和20年に現在の場所に移されました。
E.羽田神社
この界隈の町並みは、江戸時代からの区画も多く残る場所。そんな江戸風情を感じながら弁天橋通を進み、産業道路を渡ると羽田神社があります!創建は鎌倉時代までさかのぼる歴史深い神社ですが、近年は航空会社各社によって、年間を通じての運行安全・航空安全を祈願する参詣が行われているそうです。
F.旧赤煉瓦堤防
羽田神社を出て右に進むと、多摩川です!多摩川沿いにはのどかな漁師町の名残を伝える町並みが広がっているのですが、多摩川に面した堤防沿いの道と、ゆるやかな弧を描きながら伸びる一本の道を発見!進んでみると、道沿いには、レンガの塀がずっと先まで続いています。これは、多摩川の水害から町を守るために昭和初期に作られた「旧赤煉瓦堤防」。国土交通省がまとめる近代土木遺産に登録されています。
G.大鳥居
赤煉瓦堤防に沿って河口に下ると、大鳥居がドカーンと現れます。これは穴守稲荷の大鳥居で建立当時の場所に立ち続けていることになります。鳥居に向かって立つと、その奥は羽田空港の国際線ターミナル!なかなかの絶景ですな。
H.羽田空港内
大鳥居の向こうに伸びるのは、またまた登場の環8です。歩道もあるので走って羽田空港の国際線ターミナルを目指します!近くをモノレールが走ります。
I.羽田空港国際線ターミナル
まさか、走って飛行場に行っちゃうとは…。2010年10月に開業した国際線ターミナル。展望デッキからの迫力ある飛行機の離発着や、レストラン・ショッピングフロアは江戸の街並みを再現しています。
東京の空の玄関口・羽田のいま、昔を巡りながら最新スポットの国際線ターミナルまでを行く全長5キロ弱のコースです。着替えを持って走って国際線ターミナルで海外旅行の雰囲気を味わいながら食事するなんてオシャレじゃないですか!!
2011年9月15日