« 番組からイベントのお知らせ! | メイン | Mono-Run第3弾東京モノレール大井競馬場前駅『ベイエリアをモノレールと走る!』 »

7月2日の番組では

最近のランニングキーワードは「はだしランニング」

番組でおなじみニューバランス・ジャパンの武田信夫さんに「はだしランニング」の有効性や、武田さんが実際に開発に関わった『minimusコレ クション「MT/WT10」「MR/WR10」』のシューズについて語ってもらいましたが、時間の都合で残念ながらお伝えできなかったことを改めて・・・

Q、「はだしランニング」を実際に検証してみて、いかがでしたか?

A、足本来の持っている力は素晴らしいと感じました。「はだしランニング」=ミッドフット着地・もしくはフォアフット着地といって、足のかかとからではなく、足の裏の真ん中のあたりもしくは前方のあたりで着地すること。この「はだしランニング」のメリットとしては3つあります。

①スピードアップ

かかとで着地するということは、イコールそこでブレーキをかけてしまうということになります。そこで中足部、もしくは前足部で着地をすると、接地時間も短くなり、その分スピードアップにつながります。

②セーフティー

かかとの点で衝撃を吸収するのではなく、足裏全体で衝撃を吸収・分散するので、より同じ衝撃でも広い面積でとらえることができます。よって衝撃が緩和され、ケガのリスクが少なくなります。

③セーブエナジー

「はだしランニング」を行うことでブレーキがかかりにくくなるので、エネルギーを極力使わずに、『省エネ』で走ることができる。

Q、ランニングビギナーの方が使っても大丈夫ですか?

A、出来ればランニングが習慣化されている方に履いて頂けるといいかなと思います。週一くらい走って頂いている方であれば問題ないと思います。基本的にこのNBミニマスは、ビギナーの方というより中上級者向けで、例えばフルマラソンサブフォーを目指す、ハーフで1時間半を目指すという方にお勧めしていまして、例えば35キロ地点でどうしても足が止まってしまう、今までの練習だとマンネリ感もあって、どうにかして新しい練習内容を身に付けて、次のレベルに行きたいという、ランニングマインドの高い方にお勧めできるシューズだと思っています。

Q、普段のトレーニングにはどのように入れていけばいいんですか?

A、トレーニング方法や、サポート・ケアの情報は、ニューバランスのウェブサイトにアップしています。トレーニング方法はレベルに応じて、短いものだと6週間、長いものだと12週間、それぞれの週でのプログラムをご提案させて頂いていますので、それを参考にしながら日々のトレーニングに盛り込んで頂ければと思います。ただ全体的に言えるのは、急に使うのではなく、徐々に慣らしていくことがポイントです。

Q、利用した方々の反応はいかがでしたか?

A、「自然と身体の下でミッドフット着地ができ、自然と裸足で走る時の状態に近付いている。」とか「細かい凹凸も足裏全体で使ってしっかりとキャッチして接地する事ができ、屈曲がよいので足の動きを妨げない為、心地よい履き心地。」という非常にポジティブな声を頂いています。

2011年7月 8日

©2009 Nippon Cultural Broadcasting Inc. All right reserved