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February 11, 2010

悪意のないことと善意のないこと

「そんなつもりじゃなかったのに・・・」と思うこと
人間関係ではよくある気がします。

怒らせるつもりはなかったのに
ちょっとした一言が誰かの笑顔を奪ってしまったり・・・
悲しませるつもりはなかったのに
ちょっとした一言で誰かの涙をみることになってしまったり・・・

「~という気持ちでいっただけ」
「そんなつもりなかったのに!」


でも、反対に誰かがいった不用意な発言で
驚くくらいに自分がダメージをくらってしまうこともあります。

「・・・こんなひどいこと言われるなんて。」
「なんでこんなに悲しい思いをしなくちゃいけないの!」

と。


もしかしたら相手は、自分を深く傷つけるつもりなんてなかったかもしれない。
でも、自分は明らかに傷ついている。
傷ついているから、相手の意図なんて考える余裕もない、とか。


みんなそれぞれ違うから、そこにはいつも偶然のすれ違いが無数に存在していて
落とし穴みたいに、すこーんと誰かの足をすくってしまうものです。


2月7日のゲスト、中島啓江さんも
担任の先生のちょっとした一言で深く傷つき、自信を失ってしまったひとりでした。


ただ、中島さんが違ったのは
その後に中島さんを救ってくれるひとことがあったからです。

もしかしたら、その先生は

中島さんが深く傷ついた経験があることなんて知らなかったかもしれない。
素直にただ素直に、自分の教え子をほめただけかもしれない。
でも、そのひとことで
今、こんなにもたくさんの人に勇気と感動を与える中島啓江さんというオペラ歌手が誕生したのです。


私たちスタッフは直接ラジオに言葉をのせることはありません。
でも、自分たちの気持ちを代弁して、パーソナリティのふたりが話をしてくれていると信じているし
そこには、責任があると思っています。

ただ完璧じゃないので

どこかで誰かを傷つけていたら?と不安になることもたくさんあります。
身動きがとれない・・・と考えてしまうことも
私は未熟者なので、まだまだあります。

だから
「元気がでました」「ありがとう」というメッセージをいただくと
うれしい気持ちと同時に安堵がこみあげるのも事実です。


そうゆう反応がダイレクトに届くから
ラジオはすばらしいと、いつも思い知らされます。

とてもインタラクティブで、人と人がつながるメディアだなと。。

話が大きくなりすぎて、うまく言えないですが


この世の中には
たくさんの善意も悪意も存在して

でも、善意が誰かをきずつけることもあるし
そこに深い意図がなくてもたった一言に救われることもある。

100パーセント誰も傷つけずに
誤解されずに生きることなんてできないから

ただ、いつも責任をもたなくちゃいけないのかな。と。

それは不祥事を起こして「辞職します」とか「辞任します」とかそうゆうものではなく
もっと精神的なもののような気がしています。


うーーん難しい!

とりあえずチアーズのスタッフは
チアーズに対する、チアーズを聞いてくださる皆様に対する
愛情であふれていますよ!!

いつもありがとうございます!


☆2月7日 OA曲☆
リルラリルハ/木村カエラ
恋のつぼみ/倖田來未
北風~君にとどきますように~/槇原敬之
FOEVER LOVE/清水翔太×加藤ミリヤ
見上げてごらん夜空の星を/中島啓江
上を向いて歩こう/中島啓江
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲/マスカーニ作曲
advance/TOKIO
一枚の毛布/三四六
小さな恋のうた/MONGOL800
My Way/Def Tech


投稿者 cheers : February 11, 2010 12:35 PM