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2006年5月10日
リリース第11号
5月は“夢”シリーズ!
お聞き頂いております、『青山二丁目劇場』は月替わりで
さまざまなラジオドラマを上演してまいります。
5月にお送りするのは『夢シリーズ』。
あなたは夢を見るほうですか?それとも見ないほうですか?
寝ている時に見る夢には気づかないうちに、その人の
心の中に潜んでいる深層心理が影響を及ぼしているとも
言われています。もしかしたらあなたが昨日見た“夢”の中
にも多くの自分が潜んでいるのかもしれませんよ。
5月は、夢にちなんだ作品、夏目漱石作『夢十夜』より
6作品、そしてこちらも一生分の夢を見てしまう中国の物語
『枕中記』をお届けします。
語りは池水通洋。
次回の上演作品 (2006年5月15日)
◆「第九夜 お百度を踏む女」
母は子供に戦いに出て行った父親のことを話して
聞かせている。そして、夫の無事を祈り、毎晩
お百度を踏むのである。
<出演> 田中亮一 (私) / 山本百合子 (母) /
山口 繭(子供)
◆「第十夜 庄太郎と女と豚」
毎日果物屋の店先で行きかう女を眺めていた庄太郎はある日、
店を訪れた女に導かれ、断崖絶壁へとたどり着いた。
そこで庄太郎は大嫌いな豚の大群に襲われ、挙句の果てには
その豚たちをどんどん崖へと突き落とさなくてはならなくなって
しまう。7日の後、庄太郎は街に戻ってきたのだが・・・。
<出演> 麻生智久 (私) / 島田 敏 (庄太郎) /
徳山靖彦 (店主) / 塩山由佳 (女) /
田中大文 ほか
前回の上演作品 (2006年5月8日)
◆「第六夜 運慶の芸術」
明治の今、護国寺に運慶が現れ、【仁王】を刻んでいると
いう。見事なノミと金槌さばきに“自分”は「自分も隠されている【仁王】を
刻んでみたくなって、急いで家に戻り、彫り始める。
<出演> 菅谷 勇 (自分) / 渡辺武彦(若者)
里内信夫、福原耕平、山本圭一郎、藤森千恵、安西英美
◆「第七夜 船のゆくえ」
船のゆくえに身を任せた“自分”はその中に様々な人間の生き様に触れる。
貧相な人物、カードに熱中する女、酒で悲しみを紛らす女・・・・、そして
“自分”が取った行動とは?
<出演> 吉水孝宏 (自分) / 渡辺武彦(若者)
松島弘明、寺本 勲、日月貴子 ほか
詳しい出演者情報はこちら
→ 青二プロダクションのホームページ
投稿者 aoyama : 2006年5月10日 15:30