人の心を掴む話術。
レッドアロー号に乗ってトンネルを抜けると、そこには銀世界が待っていた。
関東地方に大雪が降って1週間はとうに過ぎているのに、秩父には屋根、田んぼ、道脇に多くの雪が溶けずに残っていた。トンネルを抜けた時の景色の変わりように、「あ!」と声をあげたくなるくらい驚く。
林家たい平さんの地元、埼玉県の「秩父」
いつもは番組取材で訪れるのでスタッフと共に訪れていましたが、今回は私一人。
「ちちぶ案内人倶楽部」の講演会に呼んでいただき、2時間近くお話をさせていただきました。
しかもお題は【人の心を掴む話術】
(むっ、むずかしい!!!)
社会人歴たかが6年の私が大きい顔をして人生の先輩方に語れることなんてありませんので、ラジオ局で働くにあたって普段から気を付けていることを中心にワークショップ型でしゃべらせていただきました。
参加くださった『ちちぶ案内人倶楽部』のみなさん、やはり日頃から喋り慣れていらっしゃるだけあってお上手!
普通「初対面の方とできるだけ長く雑談をしてください」と言ったら、すぐに場がもたないことが多いですが...皆さんは喋り出したら止まらない!部屋にはたちまち笑い声もなんかも響きました。お一人お一人のカラーがよく出ていました。
「秩父の人は人間力があるな~~パワフルだな~~」と、身近な秩父出身者を見て感じていましたが、現地に行って皆さんと触れ合って、それをより強く感じることができました。
絵を描くのが趣味と話していた男性は講演の間、私の似顔絵まで描いてくれましたよ。
ヒトを喜ばせることが好き、ヒトを思いやることができる温かい心の持ち主が多く、私の気持ちはホクホクしました。
こんな皆さんが観光案内してくださるなんて、それだけでまた行きたいと思える場所になりますよね♪上手なしゃべり方よりも人間力だ!!
講演会のあと、たい平師匠のおかあさまに会いに行ったら、例のごとくまたお菓子をくださったので...帰りのレッドアローはお燗のカップ酒とお菓子でやって帰りました。 (ものすごい画。)
駄菓子と武甲正宗は 秩父の思い出の味。