ショートショート
戦後70年企画として、今日からはじまりました。
『くにまるジャパン』(午前11:25ごろ~)
【ラジオでショートショート 戦後70年を考える】
くにまるジャパンの各曜日パートナーが、「戦争と平和」という難しいテーマで
ちょっと不思議な話が特徴的な【ショートショート】を執筆しました。
トップバッターは月曜日、わたくし加納有沙でした。
タイトル 『あやとり』 お聴きいただけましたでしょうか。
<戦争を体験していない世代の私は、『戦争』をどうやって知ってきただろう>
このお話を考え始めたきっかけは、これでした。
戦争の【悲しみ】や【苦しみ】は、
経験したひとによって語られてきました。
私は、祖母から戦争のはなしをよく聞いてきました。
祖母から
戦争当時の話を聞いたり、
あやとりを教わったり、
本や漫画を一緒に呼んだり......
たくさんのことを教わってきたなぁと思い出しました。
とくに『あやとり』は大好きな遊びでした。
そこで、ふと、ゲームやインターネットが普及する現代では
日本ならではの【昔の遊び】が忘れ去られているのではないかと
思ったのです。
それは、
戦争経験者の祖母を亡くしたことで実感として薄れてゆく戦争の話のように
昔ならではの日本の遊びも遠い存在になってしまうのではないか。
忘れてしまってはいないだろうか、いろいろなことを。
何を訴えかけるわけでもないですが、
忘れたものを 考える機会になれば 幸いです。
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明日(11:25ごろ~)
火曜は鈴木純子アナ
水曜は小尾渚沙アナ
木曜は八木菜緒アナ
金曜は伊藤佳子アナ
そして
来週月曜は、田丸雅智さんの作品朗読です。
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ショートショートを書いてみて、
改めて自分のことを、
そして【戦争】のことを考える貴重な機会になりました。
なんでもアリッサ:13:57
ストーリーテラー
【storyteller】
しゃべることを仕事にしていますが、
「喋る内容」というのは仕事によってまちまちです。
ニュース、時事問題、プライベートな話、トレンド、バラエティ、モノマネ、物語の朗読、ナレーション、CM読み、提供読み...
一見まったくやることは違うように思えますが、
どの仕事も、肝にあるのは『物語り、物を語ること』じゃないだろうかと思うんです。
聞いてくれる相手に内容が伝わりやすいように、言葉を伝える。
物を語る、物語る。
ある時ふと、そう思うようになってから、
気持ちが楽になったことを覚えています。
やることは全部一緒
サザエさんのエンディングテーマで、サザエさんが後ろ向きに歩きながら笛を吹いて家族を誘導する。
アナウンサーのお仕事はそれに近いような気がしています。ある場所までご案内したら、『あとはご自由に、ご自分で歩んで下さいね』と。
なにを思うか、なにを考えるかは 聞き手が決めることです。
うまく伝えられないことの方が多いけれど、
身の丈に合ったやり方をしていきたいと思っています。
∞
先日、くにまるジャパンの各曜日パートナーが、ショートショート作品を書きました。
ショートショートといえば、星新一さんで良く知られていますね。
簡単に言えば、おもしろくて、短い小説。
短い文章の中で、頭が半分回転するような【異世界】への扉が開くイメージがあります。
そんな世界を誰でも書くことができるメソッドを、ショートショート作家であり、星新一の孫弟子の田丸雅智さんに教えていただきました。(以前、本屋さんへいこうに来ていただきました)
その講座を受けて、
我々くにまるジャパンは「戦後70年特集」
戦争と平和を、【ショートショート】で考える特別企画を行います。
純子さんのブログにもありますが、
自分で書いた作品を自らが朗読し、収録を既に終えました。
来週8月10日(月)から14日(金)まで、11:25頃~作品を発表します。
各パートナーの視点、個性が表れた作品ばかり。
それぞれにとって、『戦争と平和』はどのように関わっているのか。
ちょっと不思議なお話の切り口で。
そして、
再来週8月17日(月)の12:05すぎ~「本屋さんへ行こう」のコーナーでは
田丸雅智さんにお越しいただき、それぞれの講評と、田丸さんご自身の書き下ろし作品も披露されます。※ご本人が朗読します。
∞
どんな仕事も初めてだった。
小説を書くのだって、人生初。
背伸びしたって意味ないですからね。
わたしは
わたしの世界を
皆さんに覗いていただきたく、
ストーリーテラーになります。
お時間ありましたら、ぜひ。
来週8月10日(月)から14日(金) 朝11:25頃~
~【あ】とお散歩~