Brasil
サッカーW杯開催に加え、
2016年にはリオでオリンピックも控えるブラジル。
ブラジル音楽といったらサンバがある。
気候にも似た灼熱の太陽のようにギラギラと、陽気な雰囲気が とっても夏らしい。
でもブラジルの夏は11月~4月。
つまり、7月は冬!!!
(とはいえ、25度~30度くらいあるので一年中蒸し暑い。)
W杯の映像を見ていると、選手が大粒の汗をかいているので
見ているだけで暑さが伝わってくる。
ぷはーー
そんなブラジル音楽の中でも、
聴いていると涼しくなる音楽がある。
そう、bossa nova
リオデジャネイロ生まれ
サンバにアメリカ由来のジャズが影響を与え
ギターなどのモダン奏法に
小声でささやくような歌唱法
独特のジャンル。
ボッサ=粋な
ノヴァ=新しい
という意味があるとか。
リオの富裕層を中心に人気が出たとな。
そのボサノバの生みの親が
ジョアン・ジルベルトとアントニオ・カルロス・ジョビン
今年はアントニオ・カルロス・ジョビンの没後20年という記念年だそう。
波のように押し寄せては返る、
くるくると回るようなリズムが
木陰でゆったりしながら
愛に微睡んでいるようで
心地よい。
日本にもボサノバファンは多い。
私が小さいころ、よく母が車に乗ると小野リサさんのアルバムをかけていた。
JーPOPやROCKが好きだった私は、ボサノバではなんだか物足りなくて
退屈していたのだが、
今になって、ようやくボサノバが好きになってきて
「さては私もちょっと大人になってきたのでは...」
と、洒落くさいことを思ってみたりする。
夏の終わりを歌う曲や、音痴の歌、
海辺をゆく美しい女の子を想う歌、
鳥たちのサンバ隊の歌...
ボサノバは素朴な気持ちが音になっていて好き。
自分で歌うようになってから、
ポルトガル語でなんとか歌えるようにとがんばるのだが
やはり母国語でないし、発音もリズムも四角くなってしまってダメ。
角がとれた石ころのようにコロコロと歌いたいものだ。
ボサノバを歌う人ってのは
さぞや歌のうまい、愛を歌うシンガーが多いのだろうと思っていたのだが...
なんと、サッカーの王様と呼ばれているペレも、歌っているではないか。
ブラジルの歌姫エリス・レジーナと共に。
『Perdao nao tem』
しかも、ペレ自身の作詞作曲。
愛する人よ、行かないで。後になったら許してあげないよ
という内容みたい。(何を許さないのか気になるところ。)
ペレも甘く囁きながら歌います。
「あ、頭が真っ白になって...」
※それは、ささやき女将です。
歌はうまい下手ではなくて、やっぱり気持ちですね♪
☆★☆
それはそうと。
今週の『高田純次 毎日がパラダイス』のゲストは
ボサノバ歌手の小野リサさん!
ちいさい頃から聴いてきた大物アーティストに加納、緊張しきりでした。
明日水曜日まで。
まだまだブラジルが、"あつい!"
なんでもアリッサ:14:51
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