皆さんこんにちは。
アニメ文化研究会担当スタッフです。
今回のアニメ文化研究会はいかがでしたでしょうか?
3月21日更新分、『氷川竜介のアニメ文化研究会』第60回は、
『生誕80周年、赤塚不二夫特集!』
と言う研究テーマでお送りしました。
今回は今年で生誕80周年になり、また2016年4月30日に映画「マンガをはみだした男 赤塚不二夫」が公開になる名漫画家、赤塚不二夫さんを特集しました。
誰もが知っているギャグ漫画界の名匠、赤塚不二夫さんです。
赤塚不二夫さんの作品と言えば何が思い浮かびますか?
近年また話題になった「おそ松くん」ですか?
赤塚作品と聞いてビックリしてしまう少女向け作品「秘密のアッコちゃん」ですか?
それとも赤塚作品といえばこの作品、「天才バカボン」ですか?
どれも誰もが知っている、日本の歴史に刻まれている名作です。
他にもたくさん名作はありますが、それだけ知られているということ自体が凄いことですよね。
赤塚さんといえばギャグマンガ、ギャグア二メの帝王というイメージです。
原作を読んでもシュールでナンセンスなギャグもあれば、主人公そっちのけでサブキャラを取り上げていったり、なんというかとんでもない作品ばかりですよね。
自分の作品の中でルールがないといか、ルールを打ち破る、限界を超えることが赤塚作品の特徴のように感じます。
その限界を打ち破っていく姿が、作品の力となって今でも語り継がれる作品になっていったのではないかと思います。
最近になって「おそ松さん」のヒットで再び話題になったように、今見ても衝撃を受ける作品ばかりです。
ルールや既成概念に縛られない作品ばかりだからこそ、時代というものにも縛られず、今見返しても衝撃を受けるのでしょう。
赤塚不二夫さんといえば、「天才バカボン」の決め台詞である
『これでいいのだ!』
この台詞のイメージが強いです。
というか凄い台詞ですよね。
全てを肯定する言葉であり、全てを認める言葉。
人の悩みや悲しみ、喜びや興奮全てまとめて
『これでいいのだ!』
と認めてくれる、そんな言葉ですね。
赤塚不二夫さんが生み出したこの言葉もまた、日本の歴史に残る素晴らしい文化になったのでしょうね。
そんな赤塚不二夫さんのドキュメンタリー映画、「マンガをはみだした男 赤塚不二夫」は4月30日からポレポレ東中野、下北沢鳥ウッドなどの劇場で公開になります。
是非チェックしてみてくださいね。
そして今回の放送をもちまして、当番組「氷川竜介のアニメ文化研究会」は最終回となります。
今まで応援ありがとうございました。
番組は終わりを迎えますが、今後も皆さんと一緒に日本のアニメ文化を応援し、存分に堪能していきます!
長い間本当にありがとうございました!