皆さんこんにちは。
アニメ文化研究会担当スタッフです。
今回のアニメ文化研究会はいかがでしたでしょうか?
5月18日更新分、『氷川竜介のアニメ文化研究会』第40回は、
『高音質を追求!ハイレゾって何?』
と言う研究テーマでお送りしました。
今回は、いつもと趣向を変えまして、アニメ文化をより楽しむために、最近話題の「ハイレゾ」について特集しました。
みなさん「ハイレゾ」って聞いたことありますか?
「ハイレゾリューションオーディオ」という正式名称になります。
簡単に説明すると今までの音楽CDより高音が出て、音の幅や再現力も上がった規格の総称です。
正確な内容は番組内でも説明していますが、サンプリング周波数及び量子数ビット数のうちどちらかが音楽用CD規格であるCD-DAスペック(44.1kHz/16bit)を超えていればハイレゾリューションであると見なされます。
つまり【192kHz/24bit】というようにどちらも超えている、もしくは【192kHz/16bit】、【44.1kHz/24bit】などどちらかが超えている場合ハイレゾ音源ということになります。
各単位も説明しておくと、kHzとは音のサンプリング周波数を表す単位であり、この値が大きければ大きいほどより高い音域まで再現することができることになります。
bitとは音の量子化ビット数を表す単位であり、この値が大きければ大きいほどより小さく細かい音まで再現することが出来るということですね。
一見難しく感じますが、結局どちらの値も高いものが良い音質であるということです。
ハイレゾは音源と再生機がセットになって初めて高音質を実現できます。
ハイレゾ再生機で従来の音を聞くと、音質は良くなるそうですが、最大のパフォーマンスを引き出そうとすると両方必要です。
量販店にいけばハイレゾコーナーも当たり前のように開設されていますし、値段も手に入る値段になってきましたね。
氷川さんものび太さんも音響機器には詳しいですし、私も音響機器好きなので、打ち合わせでは盛り上がりました。
やはり好きな物は良い音で聞きたいですよね。
最近ではアニメ業界がハイレゾ配信の業界を引っ張っているといっても過言では無いと思います。
ハイレゾ配信サイトではアニソンや声優さんの曲が上位にランクインするのは当たり前ですし。
良い物、好きな物にはお金をかけたいというアニメファンならではないでしょうか。
Blu-rayで音楽を聴く「Blu-ray Audio」でも、アニソンが発売され人気を呼んでいます。
「アイドルマスター」や「宇宙戦艦ヤマト2199」などが発売されていますね。
個人的に思うことは、配信ではデータが手に入るだけで、手に取れないもどかしさみたいなものがあります。
でも、「Blu-ray Audio」なら、今までのCDと同じように手に取れますし、ブックレットなども封入されていますし、手に取る喜びを感じられると思います。
「収集する楽しみ」を感じられるのはやっぱり良いですよね。
こちらもこれからの発展が楽しみです。
ちょっと難しい話になってしまったかもしれませんが、いかがでしたか?
音楽を良い音で聴きたい、声優さんの声を良い音質で楽しみたい。
そんな方は是非「ハイレゾ」をチェックしてくださいね!
番組では皆さんのメールをお待ちしています。
氷川さんにアニメにまつわる聞きたいこと、特集して欲しいテーマなどどしどしお送りください。
メールは題名に『アニメ文化研究会』宛とかいてお送りください。
どんなものでも構いません。
「このアニメ好きなんだ~」といった好きなアニメ作品について、
「最近こういうアニメが多いけど何で?」といった素朴な疑問まで、
何でもお送りください!
それではまた、次回お会いしましょう!