本日の収録作品には、釘宮理恵さん・佐藤聡美さん・ささきのぞみさん・田中敦子さんが出演!

本日は「文芸あねもねR」のトークショー後初めての収録でした。

収録したのは、宮木あや子先生作『水流と砂金』です。
こちらの作品には
釘宮理恵さん、佐藤聡美さん、ささきのぞみさん、田中敦子さんに
参加して頂き、井上喜久子さんには音響監督を御願いしました。


釘宮理恵さん
kugimiya.jpg

佐藤聡美さん
satou.jpg

ささきのぞみさん
sasaki.jpg

釘宮理恵さん、作者の宮木あや子先生、田中敦子さん

syuugou.jpg

そして・・・音響監督中の井上喜久子さん

kikuko.jpg

配信は5月上旬を予定しております。
オーディオブック配信サイト「FeBe」での配信になります。
もう少々お待ちくださいませ。


【タイトル】
水流と砂金

【著者】
宮木あや子

【キャスト】
朗読・さくら・・・釘宮理恵
瑞樹・・・佐藤聡美
実・・・ささきのぞみ
ハル・・・田中敦子

【あらすじ】
「実」(みのる)
 私は名前を呼び、鍵盤の上に所在無く置かれた実の手に自分の手を重ねた。   
 微かに痙攣する滑らかな手の甲を、指に力を入れて圧する。不協和音が響板を滑り、全ての音が絨毯敷きの床に転がり落ちたあと、私はたまらなくなりもう片方の手で実の頬を耳ごと掴んだ。
「さく......」
 ら、という音は私の唇の端で、水の音になって溶けた。
 拒まれるわけがない。拒むわけがない。だって実はそういう人だから。生まれて初めてのくちづけは、思っていたよりもあっけないものだった。
 新学期、突如学園に現れた天使のように美しい外部生、矢咲実(やざきみのる)。黒川さくらは一目で実に心を奪われる。彼女ならきっと、私をとりまく運命から、私を引きはがしてくれるはず―--。
 愛する人とどこかへ逃げていきたい。少女たちが抱く、甘美なまでの絶望と夢の物語。

【出版】
新潮文庫

【制作】
文芸あねもねR制作委員会

 

文芸あねもねRスタッフより

文芸あねもねとは

文庫版
新潮文庫から出版されている「文芸あねもね」は、2013年3月に刊行された「チャリティー書籍」です。
「女による女のためのR-18文学賞」に由縁のある10名の女性作家たちがチャリティーのために作品を書き上げ、書籍の印税は、東日本大震災の復興支援のために寄付されています。

月別 アーカイブ

ご意見・ご感想

ご意見・ご感想はanemone-r@joqr.netまでお願いします。