なかじましんや　土曜の穴

　9月14日放送
　『なかじましんや 土曜の穴』のゲストは
　俳優の
　オダギリジョーさん。

　　♪♪ ポッドキャストで聴く ♪♪

　しんやさん監督、
　オダギリジョーさん出演の
　リクルートAirペイの
　ＣＭのことや
　オダギリさんが初めて
　長編映画の監督を務めた
　『ある船頭の話』（9月13日公開）の
　撮影エピソードなどを伺いました。

　　
　■ 『ある船頭の話』 ■

　オダギリジョーさんが
　監督、 脚本を担当する
　映画『ある船頭の話』が
　前日9月13日に公開されました。

　10年前、
　熊本のある船頭の方の特集を
　テレビで見たオダギリさんは
　『船頭』という職業が
　次第に必要とされなくなっていくことを
　「もったいない」と感じたそうです。
　そして、２週間休みを取って熊本に行き
　自らカメラを回して
　インタビューを行いました。

　映画化に向けて動き出したキッカケは
　世界的に有名な撮影監督
　クリストファー・ドイルさんとの交流。

　オダギリさんがドイル監督の映画
　『宵闇真珠』に出演した際、　
　『なんでお前は映画を作らないんだ？』
　『お前が映画をやるなら
　　俺はカメラをやるから
　　いつでも呼んでくれ』――と
　言われたそうです。

（オダギリ）「一本、クリスとやろうかな
　　　　　　　という気持ちになって、
　　　　　　　クリスとやるんだったら
　　　　　　　この、船頭の話が
　　　　　　　一番ピッタリくる気が
　　　　　　　したんですね」

（中島）「何か見抜いたんですかね？」

（オダギリ）「何かモノを表現するとか、
　　　　　　　モノを作るということに
　　　　　　　こだわっている――と
　　　　　　　思ったんでしょうね。
　　　　　　　『役者よりも作る方に
　　　　　　　　興味があるはずだ』と
　　　　　　　思ったんでしょうね」

　オダギリさんは
　撮影中、ドイルさんが
　サポートに徹してくれたことに感謝。

（オダギリ）「すごく大事にしてくれて、
　　　　　　　僕のためにいろんなことを
　　　　　　　我慢してくれたことも
　　　　　　　あっただろうし、
　　　　　　　自分の撮りたい絵も
　　　　　　　他にあっただろうに」

（中島）「うらやましいですね」

　オダギリさんは
　豪華なキャスト、スタッフが
　集結した映画を撮る重圧を
　強く感じて
　口内炎が２０個もできたそうです。

　それでも
　ベネチア国際映画祭での評判が
　とても良く、勇気と自信を得て
　公開初日を迎えることができました。

　しんやさんの感想は・・・

（中島）「芸術作品だと思います。
　　　　　アートとしての美しさがあって
　　　　　言葉を超えた
　　　　　エンターテインメントに
　　　　　なってると思います。
　　　　　（上映時間の）２時間１７分は
　　　　　１００％無駄にならない
　　　　　時間だと思います」

　■ 映画情報 ■

　■映画『ある船頭の話』
　■監督：オダギリジョー
　■出演：柄本 明　川島鈴遥　村上虹郎
　　　　　伊原剛志　浅野忠信　村上 淳
　　　　　蒼井 優
　　　　　笹野高史　草笛光子　ほか

　■公開中（9月13日公開）
　　 新宿武蔵野館
　　キノシネマ立川高島屋S.C.館
　　キノシネマ横浜みなとみらい
　　 他 全国公開

　■公式サイト： こちら
　■公式ツイッター： こちら

　オダギリジョーさんの最新情報は
　鈍牛倶楽部　オダギリジョーのページ
　DONGYU OFFICIAL SITEを
　ご覧ください。

　リクルートAirペイの
　ＣＭ第１弾「骨董品屋篇」について
　しんやさんが制作裏話を紹介した
　2018年3月31日の
　放送リポートは こちら

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