6月29日放送
『なかじましんや 土曜の穴』のゲストは
ジャーナリストの
丸山ゴンザレスさん。
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国内外の裏社会や危険地帯の
取材を続け、最新の著書に
『世界の危険思想 悪いやつらの頭の中』
がある丸山ゴンザレスさんに
危ないところへ赴くワケと
危険回避の方法、
わたしたちが海外旅行で注意すべきこと
中高年世代にオススメの旅行先について
伺いました。
■ なぜ危険地帯に行くのか?? ■
丸山ゴンザレスさんはなぜ、わざわざ
危険なところへ足を運ぶワケは・・・
・仕事だから
・危ない場所に行く人は少ないから
・ほかの人が行かないことに価値がある
ひと口に『治安が悪い』といっても
犯罪件数・殺人事件・スリ・・・など
【何】が多いのかを分析すれば
行っても大丈夫なのか
判断できるそうです。
(丸山)「その分析自体も
僕の仕事でもある
っていう感じですね。
殺されなきゃいいかな
くらいにしか思ってないので
あんまり
気にしてないっていうのが
正直なところです(笑)」
■ 武器商人との偽装取引 ■
武器商人に会いに行ったときの
取材法は・・・
ジャーナリストの身分を明かせば
運が良くて取材拒否、
殺されてしまうことも考えられる場面で
丸山ゴンザレスさんは
武器を買う客を装って面会に成功。
怪しまれないために
日本のアンダーグラウンドにいる男
――という設定を考え、
さらに、真実味が増すように
細かい質問を次々繰り出したそうです。
取材成功のために必須の【写真】は
「日本の仲間に判断してもらうため」
という理由で
撮影の許可を取り付けました。
(丸山)「うまくいったかなと思ってたら
帰りに『ちょっと待て』と。
(やばい!?)と思ったら
『10丁くらい用意できる』
(・・・そっちね)
(ビックリさせるなよ)
とか思いながら・・・(笑)」
(中島)「役者としての才能も
求められるということですね」
■ 危険回避法 ■
一般の旅行者にも役立つ
海外での危険回避方を教わりました。
海外で注意すべきは
「話しかけてくる人」。
逆の立場で考えてみましょう。
日本で暮らす中で
外国人観光客に対して、こちらから
話しかけることがあるでしょうか?
(丸山)「僕らに置きかけてみたら
話し掛けてくる人って
不自然なんですよ」
ナンパされた場合は・・・
無視をするのが一番ですが
重要なのは、事を荒立てないこと。
(丸山)「声掛けてくる奴が
どうかと思いますけど
相手のメンツを、
ある程度、保ってあげないと
向こうも
引き下がれなくなっちゃうんで
引き下がれるポイントを
作ってあげるというのも、
優しさだったりするし」
■ 例
「君の部屋に行きたい」と言われたら
「両親が待っているから」 と断る
タバコをたかられたときも
『No』と断ると角が立ちます。
その場合は
『これが最後の一本』と言えば
あっさり引き下がるそうです。
なお、タバコは危険地帯を取材する際の
必須アイテムとのこと。
たとえば、道を案内してもらった時など
お礼に、お金を渡すほどでもない場合に
タバコを数本あげるとよいそうです。
その際
メンソールは避けた方がベター。
また、日本製のタバコは
喜ばれるとのことです。
■ 丸山ゴンザレスさんの著書 ■
■『世界の危険思想
悪いやつらの頭の中』
(光文社新書/740円+税/2019年5月発売)
詳しくは こちら
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