3月30日放送
『なかじましんや 土曜の穴』のゲストは
女優の 斉藤由貴さん。
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デビュー曲『卒業』のヒットから34年、
卒業式でと第2ボタンをもらったという
斉藤由貴さんに、セーラー服姿が印象深い
カップラーメンのCM出演のことや、
アイドル時代の違和感、芝居論、
稽古中の舞台に関することなどについて
お話を伺いました。
■ 18歳、ドキドキの初CM ■
1984年9月10日、18歳の誕生日に
セーラー服、コート、マフラーという
秋冬向けの装いで初のCM撮影に臨んだ
斉藤由貴さん。
『青春という名のラーメン』のCMでは
「胸さわぎください」(胸さわぎチャーシュー)
「誘惑してもいいですか」(誘惑ベジタブル)
「ベタベタしたい」(努力もち)
「タコさんもイカさんもキライです」
(知的なタコイカ)
など、男子(とタコとイカ)が
ドキッとするようなセリフの数々が
話題になりました。
(中島)「世の中の人たちはドキドキして
見ていたと思いますね」
(斉藤)「高校生・セーラー服という
設定の女子が
『誘惑してもいいですか』
っていったら、かなり狙った
コマーシャルですよね」
この撮影では、遠距離に設置された
カメラをただ見つめて、合図でセリフを
言うように指示されたそうですが
斉藤さんは初CMという緊張感もあり・・・
(斉藤)「セリフを言うタイミングが
わからなくて・・・
本当にドキドキしてる状態が
切り出された
コマーシャルだと思います」
■ アイドルと女優と ■
80年代の『アイドル』は
ミニスカート・ピンク色・クール・不良
などの明確でわかりやすい
『路線付け』により、それぞれの
アイドル像を確立していました。
しかし「内向的で、
表に出てアピールすることが苦手」
という斉藤由貴さんは
自身に"割り振られた路線"が
精神的に、そぐうことなく
「アイドル」というポジションに
馴染めなかったそうです。
一方「女優」として"演じる"ことには
異なる感覚がありました。
(斉藤)「お芝居することに関しては
(キャリアを積んで)
"これだからやっていける"
っていうよりも、それこそ、
デビューする前から私の中に
"演技する"っていうのが
ずっとあって、いつもいつも。
そういう自分が『嫌だな』
『変だな』っていう
気持ちもあったんですけど、
自分が演技をするっていうのを
職業にする世界に入って、
すごく、息が楽になったのを
今でも覚えてます。
『居場所を見つけたな』
っていう感じ。
『これで良かったんだ』って」
■ 斉藤由貴さん出演の舞台 ■
斉藤由貴さんは来月20日に初日を迎える舞台
『良い子はみんなご褒美がもらえる』の
出演を控えています。
(斉藤)「舞台の驚くところは、
ステージ上に私たち俳優と
アンサンブルのメンバー、
ダンサーだけじゃなくて、
オーケストラが35人
ステージの上に乗るんです」
オーケストラが舞台上で生演奏する
作曲家アンドレ・プレヴィンの曲と
堤真一さん、斉藤由貴さんら出演者の
芝居とが融合した公演とのことです。
(斉藤)「すごく面白いと思います」
■『良い子はみんなご褒美がもらえる』
■出演:堤 真一、橋本良亮(A.B.C-Z)
小手伸也、シム・ウンギョン
外山誠二、斉藤由貴
■東京公演
■日程:4月20日(土)~5月7日(火)
■会場:TBS赤坂ACTシアター
■ウェブサイト: こちら
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