11月10日放送
『なかじましんや 土曜の穴』
12時台「しんやの部屋」では
歴史学者の 本郷和人さんに
電話でお話を伺いました。
♪♪ ポッドキャストで聴く ♪♪
歴史をわかりやすく教えてくださる
東大の先生、本郷和人さんが
監修を務めた本
『東大教授がおしえる やばい日本史』
は、子どもから大人まで幅広い層から
人気を集め、16万部の大ヒット!
(放送日時点)
放送では、聖徳太子、織田信長、
西郷隆盛といった歴史上の人物の
「すごい面」と「やばい面」を
お聞きしました。
■ 聖徳太子 ■
"十人が一斉に話した内容を理解した"
――という伝説もある聖徳太子は
政治の大改革を成し遂げ、
今の政治の基本と同じシステムを
1,400年前に作利上げました。
一方で、飛鳥時代、最も力を持っていた
隋(今の中国)の皇帝に宛てた手紙で
日本と隋とが"対等である"ことを主張。
皇帝の怒りを買うことに――。
(本郷)「当時の日本の国力は
隋に比べると
10分の1、100分の1くらい。
それなのに、隋の皇帝に
対等な関係として
手紙を出しちゃった。
"我が国はおたくの家来には
ならないよ"ということを
キチンと示したわけですね」
(中島)「やばいと言えば、
やばいですけども
それもひとつの『すごい』の
やばい――ですね」
■ 西郷隆盛 ■
(本郷)「江戸幕府を倒したのは
彼がいなかったら
無理だったでしょうね」
無血開城によって、平和的に明治維新の
きっかけを作った西郷隆盛。
恰幅のいい体型が印象深いですが・・・
医師に"太り過ぎ"を指摘され
犬を飼うことに。
(本郷)「散歩に行ってるんじゃ
ないんですよね。
犬を連れて、うさぎ狩りに
行ってるんです」
(中島)「"体脂肪を燃やせ"
ということですね。
ビックリするな~」
■ 時代考証 ■
本郷和人さんは大河ドラマや
マンガの時代考証も手掛けており
2012年放送の大河ドラマ
『平清盛』の時代考証を担当。
ドラマでは、どこまで厳格に
時代考証を行うのでしょうか・・・?
(本郷)「厳格にはやりません。
見てる人が『ありえないな』
ってツッコミを入れることが
ないようにするのが
時代考証かなと思ってます」
たとえば「野菜」・・・
明治以降に日本に入ったものが多く、
江戸時代の食卓に並んではおかしい
――という場合に指摘するそうです。
■ 本郷和人さん監修の本 ■
■『東大教授がおしえる
やばい日本史』
(ダイヤモンド社/1,000円+税/2018年7月発売)
(本郷和人 監修 / 滝乃みわこ 執筆)
(和田ラヂヲ イラスト / 横山了一 マンガ)
詳しくは こちら
■ ♪♪ ポッドキャストで聴く ♪♪
(ブラウザで直接再生)