7月14日放送
『なかじましんや 土曜の穴』のゲストは
シャークジャーナリストの
沼口麻子さん。
♪♪ ポッドキャストで聴く ♪♪
私たちが知らないサメのお話を
伺いました。
■ 人食いザメは存在しない ■
沼口麻子さんの最新の著書
『ほぼ命がけサメ図鑑』が
今年5月に発売されました。
サメというと「危険」「人を襲う」
というイメージが強いかもしれません。
しかし、500種類以上いるという
サメの仲間の中には、体が大きく、
鋭い歯を持つ種類もいますが、
人食いザメは存在しないのだそうです。
(沼口)「ちっちゃくて
かわいらしかったり
プランクトンしか
食べなかったりとか
かわいいサメも
たくさんいるので
【サメ=人食い】という
イメージを払しょくしたくて
今回、その本を書きました」
たとえば「ジンベイサメ」は
プランクトンしか食べないそうです。
本のタイトルに
「ほぼ命がけ」とあるのは、
サメがいる環境が
冷たい海や激流の中であること、
また、サメが水揚げされる市場などが
治安の悪い場所であることによるもの。
これまで
噛まれたことは一度もないそうです。
■ サメは魚 ■
しんやさんが驚いたのは
サメが「魚」であること。
イルカやシャチは「クジラ」の仲間で
海棲哺乳類ですが、サメは魚。
見分け方としてわかりやすいのは
【尾びれのつきかた・動き方】
「魚」の尾びれは垂直(縦)で、
左右に動かして推進力を生み出しますが
「イルカ」「シャチ」の尾びれは
水平(横)で
上下(縦方向)に動かします。
(沼口)「ジンベエザメも実は縦なので、
世界最大の魚類に
なるわけなんです」
(中島)「イルカより全然でかいよね」
(舘谷)「でも魚なんですもんね」
■ サメはおいしい ■
沼口麻子さんは、食べ物としてのサメも
お好きだそうです。
手軽に食べる方法は・・・
時々、都内でも
スーパーマーケットで
モウカザメ(毛鹿鮫/和名:ネズミザメ)の
切り身が売られるそうです。
モウカザメは
ホオジロザメを小さくしたような
外見の特徴を持ち
お肉もおいしいそうです。
沼口さんの一番のオススメは
「フライ」にすること。
(沼口)「フワフワの食感になって、
中は白身なので
白身のお魚の
ふんわりした感じです」
■ 沼口麻子さんの夢 ■
シャークジャーナリストとして
取り組みたいことを伺いました。
(沼口)「サメに関心のある子どもたちに
サメの勉強をできる環境を
提供したいと思っていて、
そういう活動が今後もできれば
うれしいなと思っています」
■ 沼口麻子さんの著書 ■
■『ほぼ命がけサメ図鑑』
(講談社/1,800円+税/2018年5月発売)
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